* やはり考えさせられる大晦日
 この大晦日は、平成最後の大晦日ということで、感慨ひとしきり。
・平成元年は、1989.1・08
・昭和元年が大正15年12月26日に改元。 
・昭和64年1 月7日 平成と改元、1月8日施行である。
昭和64年とすると、平成は半分の30年余りになる。
心臓に疾患があり、東京オリンピックまでの在位は無理だった。
そこで、昭和と平成の境目の世相をみると…

  平成元年(1989年)10大ニュース
  【日本】
(1)昭和天皇崩御、平成スタート
(2)消費税スタート
(3)幼女誘拐殺人犯を逮捕
(4)美空ひばりさん死去
(5)参院選与野党逆転、宇野内閣退陣
(6)リクルート事件でリ社前会長逮捕
(7)礼宮さまご婚約
(8)竹ヤブから2億円
(9)巨人、8年ぶり日本一
(10)海部新政権が発足
  【海外】
(1)天安門血の日曜日
(2)「ベルリンの壁」崩壊
(3)米、ブッシュ政権発足
(4)サンフランシスコ大地震
(5)米ソ首脳会談、冷戦終結宣言
(6)東欧、激動の民主化
(7)ソ連軍、アフガンから撤退
(8)ボイジャー海王星に最接近
(9)中ソ、30年ぶり正常化
(10)ホメイニ師死去

新語部門「セクシャル・ハラスメント」、
流行語部門「オバタリアン
▽ヒット曲「DIAMONDS」=プリンセス・プリンセス

――
▼ バブル景気の最後の年!この後日本は…景気低迷期に入り今日に至る!
当時の年齢が42歳。厄年から一年経った年で、時代と共に絶頂期。バブルに
泳ぎ(〜10年)、溺れ(10年)、流された(10年)。絵に描いたような時代に
流された30年。何にも分かっちゃいないのに、我ながら分かったような口調。
共産圏の消滅と、中国の台頭、ネット社会が現実社会を覆ってしまった情報化
社会の到来と、日米の経済力の陰りが、世界のバランスを根本から変えようと
している。AI化、ネット化による社会構造の変化に、人類が翻弄されて、動揺
を始めて収拾がつかないのが現実。それにしても、私も、周辺も、この30年で
確かに大変わりしてしまった。 もしかして、一番、変わったのは私かも?
 兎にも角にも、その変化の激しさと現象が、SF映画のようで面白い! 
世界の一般層がスマートフォンを持ち、ドローンが普及を始めて、空からの
映像を際限なく映し出し、投稿映像が直に手元の送られてくる。情報弱者
強者の狭間にいればこそ見えてくる現実がある。年齢からして、一年一年だが、
その濃度は高まるばかり。 今年も「有難い」ことに、実に良い年であった!
 < 門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし 一休 >
                    良い御年をお迎えください! 
・・・・・・
2017年12月31日(日)
6136,閑話小題 〜今年の総括 −2
 今日の楽しみの一つが、過去の大晦日の感慨を改めて味わうこと。
晦日は、何やしら、死の匂いがする。確かに、この年に生きていたのである。
そして、生きてきたのである。笑い、泣いて、怒って、感動し、感激し、
感謝もしてきた。辛いこともあるが、その数倍、楽しいことがあった。
 過去文を読返し、何か筆力が、落ちたようだが… 響きは落ちてない?
読返し、思うことは、真面目ということ。それと頭が固い。もう少し、
気を抜いたらと… アウトサイダーを標榜しているとはいえ、読返すと、
『悪ぶって、真面目くさって!』と、声をかけたくなるよ。これじゃ!

   * 読書偏
 今年も、大晦日になった。図書館の借入レシートを「ダイアリー」の最後尾の
ページに貼りつけているが、改めて見直すと、あまり大した本が見当たらない。
『哲学』系や、『人生論』系の「生老病死」「ポジティブ心理学」「幸福」の論
とか、『社会学』系の人間論などが多い。それを、ここで『読書日記』で書いて
きた。老い先が短く感じると、短絡的に陥るのは仕方がないが…
「何か記憶に残るような新たなチャレンジとか、出来事は?」と省みても何も
思い浮かばない。人生は何歳になっても、その時節は初体験である。成るほど、
老いるということは、こういうことかと!
  
   * 今年の「随想日記」の総括
 16年8ヶ月の間に、5分遅れで間に合わなかった一回を除いて休んむことなく
書き続けてきた。旅行中は息子や知人に頼んで、HP内コーナーに予めて書込み、
日ごとに、アップをして貰っていた。数ヵ月に一度ぐらい、スランプに陥るが、
その時ほど、内容が良くなる経験則を思いだし乗越えてきた。今年も、何とか
続けてきた。『何事も魂を込めて一万回続けると、プロの領域に入る』という
法則があるが… その割にはアップスケールは全くない。 
 この連載も、6千回×2〜3時間=12000〜18000時間も投入してきたので、もう
少し自信をもってエネルギーを増やしたところ、ビュアーが5割ほど増えてきた。
後半の文章に捻りに入ることが多いが、これは、何度か書きかえている過程で、
自然発生する捻りであある。いくら捻ねた性格もあったとしても、元から意図
しては書けはしない。1〜2ヶ月に一度位は、私として出来の良い内容があるが、
ビュアー数が、二倍に正直に跳ね上がる。 知人のビュアーを想定して、
「この内容で納得すのだろうか?」を自問自答するのが、エネルギー源になる。
   
   * 大晦日
 12月〜3月の冬期間を除く「早朝のチャリ散歩(ポタリング)と、週・5回の
スポーツジム通いが現在の私の命綱になっている。精神面では、この書き込みと、
ネットサーフィンと、TVの映画とドラマとスポーツ観賞と、週一のシネマ館通い
が支柱になっている。 要するに「木」という己を塀で囲んで門内に異物を極力
入れないようにして、日々を一杯いっぱい楽しむのが日課で今年も過ぎた。
それでも、時々、異物が闖入してくるが、その都度、丁寧に除外する。
 成るほど、夕暮れ時から、黄昏時から見る人生の風景も悪くはないが…
漆黒の闇が、年々、深く覆い被ろうとしているが… 平穏無事だったから、
これで良しとしなければ。 満足度、充実度は「80点」というところ。

戦う時には戦わなくてはならないが… やはり戦争は避けるべきと、真に思う!
 一年間のご静聴? まことに有難うございました。 良いお年を!

・・・・・・
2016年12月31日(土)
5769,閑話小題 〜今年も総括の日が
  * 今日は大晦日! 比較的無事平安
 今日で今年は終わるが、色いろ刺激の強い年でもあった。
周辺で実家の商売を継いでいた母方と、父方の従兄が二人が亡くなった。
これで、親戚で自営業をしている親戚は、一軒も無くなった。東京に住む
従兄と、鎌倉に住む従姉も、数年前に商売をたたんだ。これが時代の趨勢。
 今年、読んだ本は、ほぼノンフィクション。フィクションは映画、ドラマ
が中心だが、もう少し読まなければ… どうしても、この随想日記に気持ちが
とられ、そこまでの余裕がない。ここで読返しても、シリアスで面白い。
 逆に、これが私の程度といえば、それまでになる。
―――
『だれもわかってくれない』ハイディ・グラント・ハルバーン著
『幸福の探求―人生で最も大切な技術』マチウ リカール著
『人生の意味を見つけるための逆説の10カ条』ケント・M・キース著
『こう生きて、こう死にたい』津本 陽 (著) 
『他者という病』中村うさぎ
『地球以外に生命は存在するか』〜「立花隆の書棚」より〜
『幸福に死ぬための哲学―池田晶子の言葉 ー』池田 晶子(著),
『老いかたレッスン』渡辺淳一著 
【中国とどう付き合うか】人類史上最大のバブルが弾ける時
            熊谷亮丸『大和総研』チーフエコノミスト
『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの? 』おおたとしまさ(著)
『生きる力ってなんですか? 』おおたとしまさ(著)
『知っているようで知らない 法則のトリセツ』水野 俊哉(著)
『あの世へ逝く力』 小林玖仁男著
『「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法』矢作直樹(著)
幸福の条件〜新道徳論』鹿島茂
『美人の正体』〜越智啓太著 
『心を癒す言葉の花束 』アルフォンス・デーケン著
『かわいい自分には旅させよ』浅田次郎
『人生を幸福で満たす20の方法』三宮 麻由子(著)
『お金に強くなる生き方』佐藤 優 (著)
『「賢い子」に育てる究極のコツ』瀧 靖之 (著)
『女はギャップ』名越康文 (著)
『不幸な国の幸福論』加賀乙彦 (著)
『エゴの力』石原慎太郎
『【賢者の言葉】』ビッグピクチャーズ監修 
『20歳からの人生の考え方』外山滋比古
『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)
『知の読書術』佐藤優(著) 
『人工超知能が人類を超える』台場時生(著)
『嫌われる勇気〜自己啓発の源流「アドラー」の教え』
現代思想・2016b 老後崩壊』 、
 <経済状況から見た老老格差ー橘木俊詔
『本を読む人だけが手にするもの』藤原和博
『大格差:機械の知能は仕事と所得をどう変えるか』
                タイラー・コーエン (著)
『マシュマロ・テスト』ウォルター・ミッシェル著
『スーパーベターになろう!ゲームの科学で作る「強く勇敢な自分」』
                ジェイン・マクゴニガル(著)
『「やさしさ」という技術』ステファン・アインホルン(著),
―――
『幸福の探求―人生で最も大切な技術』『人工超知能が人類を超える』
『自分のための人生』『嫌われる勇気〜自己啓発の源流「アドラー」の教え』
『マシュマロ・テスト』などが、特に面白かった。この年齢になっても、
まったく知らないこと、目から鱗が落ちることばかり。知ってないことを
知るという楽しさ、面白さが、一番、生きていることを実感できること。
・・・・・・
2015年12月31日
5404,大晦日 つれづれに

☆ 大晦日には、この総括を書き上げることと、過去の総括分を読み返すこと
 が楽しみである。時流からして政治、経済の見通しは暗く、自分自身に甘く、
明るい? としても、実態を凝視すると、重苦しい潮流に押流されている。
やはり、ISによる世界規模の爆弾テロと、シリアを中心としたアラブ難民の
欧州への大量流入問題がある。北朝鮮の政治混乱が生じれば、難民は日本にも
殺到してくる可能性がある。遅かれ早かれ日本でもISに感化されたテロが
起きる可能性がある。更に懸念されるのが、欧州、中国、経済後進国の経済破綻
危機である。時局は年々、世界的右傾化と、一強多弱の傾向が顕著になっている。
 ギリシャや、中国経済の破綻をキッカケとした株価暴落で、隠されている
世界恐慌が一挙に表立ち、身近の貧困問題が出てくる。世界的経済格差が、
そのまま、身辺の格差に繋がってくる。 
「日本にとって、今年が最後の平和の年だった!」 と、言われないことを
祈るばかりである。
☆ 個人的には、年初の1月15日に「古希」を向かえた。そして半月後に、
 自分が70歳になる。その実感がないのが、偽らざる気持ちである。
若い頃みた老人の印象は、地味で暗い顔をした大爺で、何時の間にか
消えていった。 今では誰が先か後の問題でしかない。母から聞いた話で、
90歳過ぎの伯母が寝たきりになったので、挨拶に行くと、正座で、
『老いるとは無念なことじゃ!』と、悲しそうな顔で言ったという。
長生きすれば良いことばかりでない、むしろ嫌なことが多いはず。
で、今年の総括は、充実感は90%、満足感は80%、日々是好日度は80%。 
読書も、映画も、TVドラマも、運動も、美味い酒も、満足度80点。 
 これに加えた過去の文章が、晦日の私の気持ちになる。 良い年を! 
★ 今年読んだ本は、以下である。再読や、雑誌も入れた!
ー『生と死をめぐる断想 』岸本 葉子(著)
ー『あわいの力 「心の時代」の次を生きる』安田登(著)
ー『修羅場の極意』
ー『日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体』深尾 葉子(著)
ー『人間であること』時実利彦著
ー『毛沢東の大飢饉〜史上最も悲惨で破壊的人災』
             フランク・ディケーター(著)
ー『幸福論』吉本隆明(著)
ー『知の逆転』〜ジャレド・ダイアモンド , ノーム・チョムスキー&他
ー『金持ちが確実に世界を支配する方法』スーザン・ジョージ(著)
ー『人生、しょせん気晴らし』中島義道(著)
ー『哲学で自分を創る』瀧本往人(著) 〜再読
ー『社会学〜フシギなくらい見えてくる!』現代位相研究所(著) 
ー『大脱出――健康、お金、格差の起原 』アンガス・ディートン (著)
ー『世界の大富豪2000人が教えてくれたこと』トニー野中 (著)
ー『エリック・ホッファー自伝』中本義彦訳 〜再読〜
ー『借金人間 製造工場―“負債"の政治経済学』
                マウリツィオ・ラッツァラート (著)
ー『思いが人生をつくる』 〜ジェームズ&リリー・アレン(著)
ー『泥棒刑事』 元三課部長刑事 小川泰平(著)
ー『他諺の空似 〜ことわざ人類学』米原万理(著)〜再読〜
ー『ニーチェ「超」入門』白取春彦(著)
ー『その時、言葉は私の「神」となる(新潮45/6月号)
   〜心肺停止になって考えたこと!』中村うさぎ(著)
ー『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』藤田孝典(著)
ー『読書の腕前』岡崎武志(著)
ー『『自分を超える法』ピーター・セイジ(著)
ー『スノーボールアースについて』〜新潮45ー2015年5月号〜
ー『クオリア再構築』〜島田雅彦茂木健一郎対談集
ー『【澤上篤人×出口治明対談=投資も人生も長期思考で!
                   新潮45・3月号】
ー『ウェブ2・0」はどこへ消えた?』ー古市憲寿
             新潮45号 〜悪夢の21世紀より
ー『BRUTUSの「谷川俊太郎」』ノンセンス辞典〜
ー『島地勝彦の〜柴錬、今東光、開高、乗り移り人生相談〜』
ー『世界の哲学・思想〜構造主義とは 』小須田健(著)
ー『身の下相談にお答えします』上野千鶴子(著)
ー『世の中、それほど平等でない』浅田次郎(著)
ー『うらやましい死に方』五木寛之[編]
ー『ベストエッセイ 2015』(文藝春秋)
ー『お金のいらない快適生活入門』岸本葉子(著)
ー『武器としての決断思考』瀧本 哲史 (著)
ー『自分史の書き方』立花 隆 (著)
ー『グローバリズムという病』平川克美(著)
・・・・・・
2014年12月31日(水)
5039,大晦日 〜つれづれに
 この文章を書くにあたって、大晦日に書いた内容を読返して驚いたことは、
見通しが暗いこと。これは短期的でみれば当然で、経済的大災害が目先、押さえ
こまれているため。情報端末の飛躍的進化と普及で、現実社会の上にネット社会
が覆ってしまい、世界が大きく変化を始め、大混乱を始めたため、目先は悲観的
になるのは至極当然。中・短期悲観、長期楽観で、個々はポジティブでいけばよい。 
 私を含め、一般的に3〜5年スパンしか見えないため、悲観論が先にたつ。
私のいう悲観論は、これでも大甘の内容。目先の経済の炎上が起こってないだけ。
3〜10年スパンでみれば、厳しい近未来が間違いなく待っている。
 情報化の大波が、グローバル化を促進させ、各国の、各社会の垣根を乗越えて、
私たちに直撃し、大多数が一強多弱の悲惨な現実に直面せざるを得なくなった。
その直激で三年前に事業閉鎖になってしまったから、この事態の深刻さが、
人一倍に見えてくる。 社会学が好きで、その視点で、長期間、独学をしてきて、
この現象に対し、悲観楽観より、SF小説に渦中にいるようだ。 何もかもが、
面白く?受け止めることが出来る。この数年来の大晦日の内容は、少し悲観的で、
偏っていると思うが、中長期的にみれば、極端過ぎでない。この悲観的状況で、
無意識であろう、最近、幸福本や、ポジティブ本を読んで、ここでも書いている。 
 この年齢では、一年先に、現世に存在しているかどうか。 むしろ、
『俺たちに明日(一年先)がない!』と、思って、一年一年を生きればよい。
あと半月で、古希で、70歳の峠まで、あと1年。なるほど、後ろから迫って
いた生老病死の問題が、正面にまわって見え出してきた。
 ところで、今年も読書から色いろな教えを頂いた。
『ぼんやりの時間』辰濃 和男 (著)
『日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか』久坂部 羊著
『コトの本質』 松井孝典
『暴走する「世間」―世間のオキテを解析する』佐藤 直樹 (著)
『人は死ぬとき何を後悔するのか 』小野寺 時夫 (著)
『幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係』ショーン・エイカー著
『ポジティブ・サイコロジー「よい生き方」を科学的に考える方法 』
                 クリストファー・ピーターソン (著
などは、これから生きていくための大きな指標になる内容であった。
 今年の自己評価は、初孫ができたことこともあり、満足度は90点か、
いや80点! というところ。 心は「天気晴朗なれど、波高し」である。
・・・・・・
2013年12月31日(火)
4672, 閑話小題 ー大晦日
   * 大晦日、つれづれに
 今年の総括を閑話小題で書いているので、取り立てて書くこともない。 
晦日とて大掃除をするでなし、次男夫婦が元旦の午後に帰省してきて、長男と
五人と居酒屋で食事会をするぐらい。あとは寝正月。考えてみれば年中寝正月か。 
面白いほど、取りだてて印象に残ることがないのも珍しい。その分、じっくりと
本を読むことが出来たし、気持ちも落ちついてきた。
 ーそういえば、「読書の総括」をしてなかったー まず10冊を選ぶと
『「死ぬのは怖い」とはどういうことか』『一年で全米記憶チャンピオン』
『静かなる大恐慌』『2050年の世界』『破綻』『大往生したけりゃ医療
とかかわるな』『どうせ死ぬなら「がん」がいい』『そして人生はつづく
『君は一万円札を破れるか』『日本の論点』などになる。 その中で、
『「死ぬのは怖い」とはどういうことか』の「死を克服する7つの登山道」が、
人生の悩み、死の恐怖を考える上で参考になっている。近藤誠の『どうせ死ぬ
なら「がん」がいい』も、何度読んでもよい本。以前、著者のレポートを読んだ
影響もあって、20年近くの人間ドックを4年前から中止している。余命か、
半年か、一年と言われたら後悔するだろうが、身辺の人の死をみるにつけ、
早期発見で助かった事例は聞いたことがない。スキルス性のガンなら、どのみち
助からないし、それ以外なら放ってけばよい。 平均、10年の寝たきりなら、
早逝も悪くない。 こうしてみるとノンフェクションばかりで、小説はない。
映画が、その肩代わりをしていることもある。『一年で全米記憶チャンピオン』
もショック。「自分には、記憶力が弱い!」というバイアスが、「知識対象の
認識から甘くし、適切に保持して整理することから逃げていた」ことに、この歳
で初めて気づいた。読みっぱなし、書き散らしが、あまりに酷かったので、
12年前に、この随想日記に外部記憶として公開することで、少し向上はしたが、
逆に、自分の知能の底の浅さを思い知っている。で、何事も、まず可能な限り
対象をしっかり認識することから出直しの第一歩になった。このところ日々、
自分のバイアス(思い込み)の枠に気づかされている。この年齢になってである。 
脳内の多くのバイアスに気づかされた年だったが、死ぬまで、続くのだろう。
・・・・・・
2012年12月31日(月)
4307, 大晦日、つれづれに
  * 今年を省みて、来年を予測する
 今年は八割の確率で恐慌になると思い込んでいたので、不思議な気持ちで
年末をむかえている。11月半ばから三週続いて高校の同級生の不況がらみの倒産、
不祥事、自殺が続いた。これは地方経済の変調の一現象。去年の春に私も先立って
事業整理をしていた。情報化で全ての事業形態が根本から変わってしまい、
それがデフレと世界的金融恐慌を引き起こしている。国内では地方経済が早々に
大波に直撃されている。東北震災の陰に隠れてしまったが、リーマンショック
世界経済を破壊し始めてきた。 それに北アフリカ独裁国家が国民の反乱で
カオスの状態。またイスラエルとイランの緊迫がある。 ここでイランが、大々的
な軍事演習を始めて、ホルムズ海峡が一触即発状態。今だ何とか持ちこたえている
のは、世界主要各国のトップ交代で新体制が整うまで、世界的カオスを引き
延ばしたのだろう。日本は、この衆院選の結果からみて憲法改正が早まるだろうが、
それは世界危機の中で必然の流れ。それからみて、来年前半は、金融緩和で
ミニバブルになるが、それも夏を過ぎる頃から変調が表立ってくる。 参院選挙で
維新の党が、そこそこ議席をとり、安部自民が公明党から維新の党へ連立相手を
変える可能性が強い。それと、欧州の経済危機と、イスラエル・イラン戦争が
起きる可能性が高い。そもそも世界恐慌は、幾つか複合的に絡まって起こる。
今年持ち越した問題が何かの発火で一斉に火を噴出すが、ガスは充満しており、
火の手は早くなる。 その中で、日本の右傾化は国論になり、中国か韓国との軍事
衝突も有りうる事態。まずは、目先、日本経済はアベノミクスで生暖かい風が吹く。
それが最後の饗宴として浮き足立った隙に、何処かで火の手が上がるのが、
物語としての収まりがつく。先日、TVでイタリアの青の洞窟内を映し出していた。
そこの船頭が、カンツォーネを歌いながら、その合間に、「頑張れ日本!」を
連呼していた。PIIGSに言われる筋合いはないが、そこまで日本経済の凋落は
世界に知られている。気が付かないのは国内の微温湯の中のフヤケタ蛙状態のため。
それも今のうち。太平洋戦争の敗戦直後の事態に緩々と、しかし、ある瞬間、
一挙になるのだろう。「てんでんばらばら」が、大津波の発生時のキーワードだが、
高台から見ると、娑婆の衆が、のんびり日常生活をしている姿が、どうもこうも。
それも、アベノミクスでミニ宴会を始めるのだから。現在の家電業界の窮地。
麻生が始めたエコポイントが原因。その男が、更なる大愚策をしようというから、
ただ唖然。何か明るい話? ワイキキかフィジーの端所で、情報を遮断し、
のんびり過ごしたいが、貧乏人の私には・・ 今さらか。 
 TVの旅番組を居間で見ていれば、土地勘があるので、世界の何処にでも
行っている気分になれる・・ それも飽きたが! 端所は、夢も希望も無くした
ミイラのようなのが、あまりに多い。人間の臭いを嗅ぎつけ、抱きついてくる
から始末が悪い。抱き付かれた当人もミイラ化するというから、気をつけている。 
既にミイラ化が始まっているのかもしれない。防御策は、一日一生で趣味に
熱中しバリアを張るしかない。もしか既にミイラは私?ドキッとした。
                              良い年を!
                                

つれづれに

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 過去文を読みかえすと、50年前の大晦日の文章が出てきた。
何か不思議なタイムマシーンで過去に帰りついた感がする。
読返すと、昨日のような錯覚にも陥ってしまう。 
けっこう、感覚が研ぎ澄まされていたのが見て取れる。
 真面目で、目を逸らさずに生きていたということ?


・・・・・・

ある時間の断片
12月31日  1968年
あと10分で1968年も終わる。 学生時代最後の年になる。今年を振り返ると、色いろなことがあった。
・三月下旬から2週間、石川君と一緒に、卒論の「流通革命」を書くために大阪の船場のメリヤス問屋に
 住み込みで流通の現状を見てきた。 生々しい旧来の世界と、そこに蠢く人間がいた。
・帰って直後に、欧州旅行の川崎と深井と松村と九州旅行に出かける。 先ずは川崎の家に行って一泊。
 ところが川崎は事故がおきる予感がすると言って、急に旅行から降りた。 三人で今度は名古屋の
酒向の家に行く。家に泊めてもらって、その夜は高級中華料理店で最高級のご馳走だ。こんな美味しい
中華料理は初めてであった。それから九州に行く。九州の鹿児島で聖心女子大のグループと落ち合う。
 1泊2日の薩摩の彼女等との旅行は一生忘れられないだろう。
・そして4月に父に「もしアメリカに行きたかったら、全ての費用を出してやるから留学をしてこい」と
 急に言われた。その気になったが、英会話に通うこと2ヶ月で、急ごしらえの留学は無理と断念。
 そこでの自己葛藤があった。
・またその時期に、石川に勧められて「武沢ゼミ」に入った。これは私にとって前の年の欧州旅行と
 ともに大きな出来事だった。
・そして急遽ジャスコオカダヤと長崎屋を受験。両社とも合格する。ジャスコオカダヤに決める。
・夏休みは、卒論のための本を十数冊買い込み読む。
 9月に二週間、10月に一週間、新潟県の六日町の禅寺の「雲洞庵」で、集中するために籠る。
・11・12月は、かなり頭を使いすぎたため不安定な時期になる。 
 去年に続き今年は、これからの人生での土台になる事があった。
 ーそう書いているうちに、あと三十秒で今年も終わろうとしている。
 ーーー
 ここより今年である。 1969年になった、学生から社会人の年になるのだ。今度は自分独りの
力で生きていかなくてはならないのだ。頼れるのは自分だけである。人生は三つの戦いがある。自分、
他人、そして自然との戦いだ。先ずは自分に打ち勝たなくてはなるまい。信念としての決意は
「自分に打ち勝つこと」だ。 

・・・・・・
2012年12月31日(月)
4307, 大晦日、つれづれに
  * 今年を省みて、来年を予測する
 今年は八割の確率で恐慌になると思い込んでいたので、不思議な気持ちで
年末をむかえている。11月半ばから三週続いて高校の同級生の不況がらみの倒産、
不祥事、自殺が続いた。これは地方経済の変調の一現象。去年の春に私も先立って
事業整理をしていた。情報化で全ての事業形態が根本から変わってしまい、
それがデフレと世界的金融恐慌を引き起こしている。国内では地方経済が早々に
大波に直撃されている。東北震災の陰に隠れてしまったが、リーマンショック
世界経済を破壊し始めてきた。 それに北アフリカ独裁国家が国民の反乱で
カオスの状態。またイスラエルとイランの緊迫がある。 ここでイランが、大々的
な軍事演習を始めて、ホルムズ海峡が一触即発状態。今だ何とか持ちこたえている
のは、世界主要各国のトップ交代で新体制が整うまで、世界的カオスを引き
延ばしたのだろう。日本は、この衆院選の結果からみて憲法改正が早まるだろうが、
それは世界危機の中で必然の流れ。それからみて、来年前半は、金融緩和で
ミニバブルになるが、それも夏を過ぎる頃から変調が表立ってくる。 参院選挙で
維新の党が、そこそこ議席をとり、安部自民が公明党から維新の党へ連立相手を
変える可能性が強い。それと、欧州の経済危機と、イスラエル・イラン戦争が
起きる可能性が高い。そもそも世界恐慌は、幾つか複合的に絡まって起こる。
今年持ち越した問題が何かの発火で一斉に火を噴出すが、ガスは充満しており、
火の手は早くなる。 その中で、日本の右傾化は国論になり、中国か韓国との軍事
衝突も有りうる事態。まずは、目先、日本経済はアベノミクスで生暖かい風が吹く。
それが最後の饗宴として浮き足立った隙に、何処かで火の手が上がるのが、
物語としての収まりがつく。先日、TVでイタリアの青の洞窟内を映し出していた。
そこの船頭が、カンツォーネを歌いながら、その合間に、「頑張れ日本!」を
連呼していた。PIIGSに言われる筋合いはないが、そこまで日本経済の凋落は
世界に知られている。気が付かないのは国内の微温湯の中のフヤケタ蛙状態のため。
それも今のうち。太平洋戦争の敗戦直後の事態に緩々と、しかし、ある瞬間、
一挙になるのだろう。「てんでんばらばら」が、大津波の発生時のキーワードだが、
高台から見ると、娑婆の衆が、のんびり日常生活をしている姿が、どうもこうも。
それも、アベノミクスでミニ宴会を始めるのだから。現在の家電業界の窮地。
麻生が始めたエコポイントが原因。その男が、更なる大愚策をしようというから、
ただ唖然。何か明るい話? ワイキキかフィジーの端所で、情報を遮断し、
のんびり過ごしたいが、貧乏人の私には・・ 今さらか。 
 TVの旅番組を居間で見ていれば、土地勘があるので、世界の何処にでも
行っている気分になれる・・ それも飽きたが! 端所は、夢も希望も無くした
ミイラのようなのが、あまりに多い。人間の臭いを嗅ぎつけ、抱きついてくる
から始末が悪い。抱き付かれた当人もミイラ化するというから、気をつけている。 
既にミイラ化が始まっているのかもしれない。防御策は、一日一生で趣味に
熱中しバリアを張るしかない。もしか既にミイラは私?ドキッとした。
                              良い年を!

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3932, 今年の総括 ー2
2011年12月31日(土)

  * そうであっても良い年?であった! 
 去年の暮れに、まさか3ヶ月後に会社が消滅するとは思ってもいなかった。それが一月末に手持ち資金
残高が予定より思いの他、少ない結果になった。そこで「売上減が止まる前提の計画」を、そのまま下がり
続ける数値のシュミレーションをしてみると、虎の子の予備資金を運転資金に出しても、秋口には資金
ショートになる。 しかし年を超えてからも、同じペースの売上ダウンは続いていた。毎日、何度も
シュミレーションをし、議論をしても、プラスに転じる材料はゼロ。その上に7月の地デジ化による、
テレビの入れ替えと、ボイラー交換の問題が発生していた。二つともリース会社の了解を得ていたが、
年末の資金ショートは、火を見るより明らか。 それを承知の上での投資は? 私の「良心」の問題に
なってくる。 2~3ヶ月後の閉鎖ならば、法定の退職金・給与も、取引業者の月末の支払いを済ます
ことができる。そのボイラーの発注はギリギリに迫ってきた。 さあ、どうするかの決断の間際に、
東北大震災が発生。その直前に弁護士事務所に行って、問題の相談に入っていた。震災発生直後に再び
行くと、弁護士いわく、「弁護士の仕事柄、その決断に対しては口出しをする立場にはない。が、今回は
状況からいって、迷う状況ではない。現在なら関係者に迷惑は最小だが、延ばすほど傷が深くなる。
止め時です。」と。 
 そして3月18日に会計事務所の担当を含めて「3月末の支払い直後に廃業」と決定。 決まれば、
あとは手順に落とせばよい。そうこうあって引き際は手順に沿い機械的に進んでいった。「これも事業
サイクルの一つ」と、違う誰かが空の彼方から指示しているかのようでもあった。そして淡々と事が
進んでいった。 経理事務所の30年来の担当が、「あなたは、手順を楽しんでいるようですが、
何が起こっているのか分かっているのですか?」と、怒ったように言う。しかし、最後の手順も30年
の事業の一環。 それも自他共認める?3つの未曾有の大災害なら、割り切るしかない。 ならば、
現象を興味深く見つめ、記憶にとどめるのがベスト。この総括、「今年の総括」というより、
「30年の事業総括」の前書き部分に近い内容だが、泣いて喚いても、どうにもならないなら、
虚勢を張ってでも明るく一日一日を過ごすしかない。 日本経済の来年の縮図が、そのまま当方に
現象として現れ出たことになる。実際に渦中に立つと、一場面一場面がドラマそのもの。社会のヒダが
良く見える。あのまま続けていたら、今頃は県外の何処かに雲隠れ・・。 思い切って、次の人生に
転身するに、それもあるが・・・ やはり立つ鳥あとを濁さず、である。「私の人生は何だったのか?」
などの、世迷い事の泣き言は不思議なぐらい全くない。あるとすれば、「現時点からみて、15年前に
会社を売却すればよかったか?」ぐらい。それが出来るぐらいなら、もともと、この事業は手がけた
なかった。来年の3月末が一周年になるので、この30年の事業と、準備期間の15年を含めた総括を
するが、どう総括しようが、大津波に全てを渫われてしまった事実は変えようがない。最後はソフト
ランディングをしたかったが、この震災では諦めがつく。 来年は、高みの見物になるのか、防波堤
とも流されるか? 娑婆はのんびりしているが。大丈夫かい!
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2010年12月31日(金)
 ー今年の経済を振り返ってー
 今日で無事、今年は終わる。不況の波は一日一日大きくなってきている。耐久消費財(車、家電、
住宅)のエコポイント制度で(前どり需要で)何とか消費を喚起してきたが、来年そうそう、その反動
が来るのは必定。またグローバル的にみればリーマンショックの表出が来年から更に激しくなる。 
東海から関東のベルト地帯は、まだ経済的温もりが残っているが、そこから離れた地方ほどマイナスの
度合いが高くなっている。 不思議なことにマスコミは取り上げないが、惨状は酷いもの。
鳥取、福井、石川、富山、新潟、山形、秋田など日本海側に接する県は特に酷い。長岡、新潟市をみると、
悲鳴すら上がらないのが実情。私の知る限りでは、デフレスパイラルの渦がリーマンショック以来、
三周目になっても一日一日大きくなっており、押さえが効かなくなっている。欧州ではデフォルトする
国家が出る可能性がある。それをきっかけに世界同時株安となれば、体力を消耗しつくした日本が
大きく傷つくことになる。現在の心情をいえば、「来年怖い」。時代の流れとは恐ろしいもの。
右上がりのよい時代を生きてきただけ、時流の段差が見えてくる。チロリチロリ、チンチロリか~
 ー独学が唯一の教育であるー
10年位前に、「どんな教育も突きつめれば独学が唯一の教育である」という言葉に出会った。
その後、そのことについて考え続けている。大学卒業時に自分の絶対的読書量の少なさに呆然として、
社会に出てから一日2時間以上の読書時間を持つことを誓った。その独学こそが学生時代の一番の収穫と
いうことは当時知りようもない。特にネットで情報を取れる時代に、そのベースは大きな財産になってる。
とはいえ基本は独学より学校システムに乗り、そこで多くの指導者に出会い学ぶ方が良い。修破離の修。
教育とは、独学が可能な能力を持たせること。そのベースは、これまでは高等教育だった。
しかし、今度はネットという新しいツールが出きてきた。独学に、これは最適である。
「それぞれの人の素質が、それぞれに伸ばすことが可能になる」ということ。
 ~年末の、過去の同月同日の文章が自分書いただけに時代がみえて、懐かしく面白い! 何で、
ここまでして書くの?の自問自答の答えがある。思いと行蔵の痕跡を残すため、そして…である。
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2009年12月31日(木)
3192、大晦日、つれづれに!
 今年も大晦日になった。覚悟をしてほど経済の混乱は無かったが、それでも確実に悪くなっている。
政治は、アメリカでオバマが正式に大統領に選ばれ、日本では自民党が政権に最後まで、しがみついた
結果、国民に見放され自己崩壊。民主党の鳩山政権が発足、今のところ、及第点だが、来年からは土壇場
の場面に直面し、政界再編成は必至。日本経済の崩壊予測を書いてきた浅井隆の本を先日、立ち読みした。
リーマンショックは、日本にとって東京と名古屋に原爆二個を落とされたようなもの。
 その激震の津波は、まず体力を消耗している地方に直撃しており、凄惨な事態」とあった。上越新幹線
の最終駅で、ビジネス・ホテルを経営しているので、その論は至極当たり前に受け止めることが出来る。 
一般より3ヶ月早い数値が先行して出るが、すでに二番底にむけて動き出したようだ。2~3月あたりから、
経済は深刻な一段落ちになる。 恐ろしい限りである。何とか、緊急対策で失業率の上昇や株の暴落を
抑えているが、これもカンフル剤でしかない。来年は何とか、これで持たせることが出来ても、参院選
の終わった来年の後半からは、思い切った政策が断行されるだろう。それが通貨の切り替えなのか、銀行
閉鎖なのか、国家非常事態宣言による??なのか。悲観的に成りざるをえないのは、まだ、数百年に一度
の動乱の入り口でしかないことだ。人間は脆いものだが、国家も脆いもの。 25年ぶりに、私の人生の
大きな位置を占めている「秘境ツアー」に行かなかった。《最近は、欧州が多いが》
気合が入らないのである。 無理をすることもないが、といって、「何が何でも行く」というのが崩れて
しまった。それにしても、大晦日の総括の、これまでの文章を読み返すと面白い。何ともいえない
TPOSが感じられる。
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2827, 晦日は、今年の読書の総括
 2008年12月31日(水)
今年の締めくくりは読書の総括。
まずは年初に読んだ 副島隆彦の「恐慌前夜」「属国・日本論」「連鎖する大暴落」を読んで愕然とした。
他に彼の一連の本を読んで、迫っている世界経済の危機を感じ取った。また金融を中心にコンサルトをして
いただいているH氏に紹介された竹森俊平著「資本主義は嫌いですか」とマンデンブロ著「禁断の市場」も
印象的であった。ソロス著「ソロスは警告する」、
金の投資家、松藤民輔著「無法バブルマネー終わりの始まり」、藤原直哉著「世界同時株暴落」、
野口悠紀雄著「世界経済危機ー日本の罪と罰」、そして、松井孝典著「地球システムの崩壊」など、
地球規模で起こっているエネルギーのウネリを感じ取れたことも収穫だった。
そのために、リーマンの破綻が世界恐慌の発火点と直感し翌日ここで取り上げ書いた。 
どの本を読んでも目から鱗であったが、いざ金融恐慌が始るると、
世界的な経済崩壊の規模の大きさとスピードの速さに驚愕している。
ー 本として印象の強い順に書いてみるー
1、松井孝典 「地球システムの崩壊」         2、副島隆彦 「恐慌前夜」
3、竹森俊平 「資本主義は嫌いですか」        4、マンデンブロ 「禁断の市場」
5、松藤民輔 「無法バブルマネー終わりの始まり」   6、ソロス  「ソロスは警告する」
7、近藤道生 「平心庵日記」      8、副島隆彦佐藤優著 「暴走する国家ー恐慌化する世界」
9、野口悠紀雄 「世界経済の危機」     10、米原万理 「打ちのめされるようなすごい本」
(字数制限のためカット09年12月31日)
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2007年12月31日(月)
2462, つれづれにー大晦日          ´▽)ノおは~
 大晦日である。 一年は本当に早く過ぎ去る。御節は今年は止めておこうかと思ったが、結局は注文
してしまった。例年の半値の5千円のセットだが、郊外にあるフランス料理店のものである。この十年
以上は紅白歌合戦はホボ見ていない。格闘技を見るか寝ているかだ。総括は先日書いたが、面白い本には
多く行き会った。新潟駅前に新しい図書館が出来たのも大きいが・・・
今まで自分がそこまで行ってなかったこともある。自分の知能のレベルでしか本の内容は理解できない。
 (以下は字数の関係でカット2011年12月31日)      (■*U∀u)ノ 良い年を!
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2006年12月31日(日)
2098, 今年を振り返って -2     オッ(*^○^*)ハ~ヨウサン!
 今日で今年も最後になる。12月の10日に「今年を振り返って」を書いているので、ここでは、
「私的なこと」に、割り切って書いてみようか。今年は私にとって「60歳」になった節目の年である。
{60歳までに、一生分を前倒しをして、やりたかったことを、全てやりとげる}と51歳で決意し、生きてきた
ので、肩の荷物が降りたような虚脱感と、ホッとした満足感が現在もつづいている。そして来年の3月までに、
60歳代の生き方を決めるつもりである。2人の息子も婚約をして来年には結婚予定で、丁度、還暦の頃に
子供が家庭をもつという「人生のサイクル」は、丁度よくできている。私にとって、その意味では節目の年。
友人と話すことといえば、なるほど年金の話が中心になる。企業年金が??万+厚生年金21万=3?万
とか、私は家内が厚生年金に入っているので+?万とか年寄り臭い話になる。12月1日に義母が亡くなり、
盆と正月に唯一行くところが消滅した。仕事場が新潟市にあり、自宅は長岡、そして家内の実家が柏崎と、
丁度良いバランスであったが・・・。前回も書いたが、今年は塩野七生の「ローマから日本が見える」
「ウエブ進化論」「グーグル」「あたりまえのことばかり」が印象に残った。
 印象の強い順にベスト10を思い浮かぶまま書いてみると
 1、「ウエブ進化論」梅田望夫  
 2、「あたりまえのことばかり」「14歳からの哲学」「知ることより考えること」
   「41歳からの哲学」池田晶子
 3、「ずっとやりたかったことをやりなさい」ジュリア・キャメロン
 4、「要約世界文学全集?・?」木原武一        5、「生き方の研究」森本哲郎
 6、「『私』のための現代思想高田明典       7、「ローマから日本が見える」塩野七生
 8、「グーグル」佐々木俊尚             9、「エピソード読む西洋哲学史」堀川哲
 10、「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界バイク紀行」
「生きていることの不思議さに気づいた年」である。考えれば考えるほど不思議なことだ。
  *^ワ^*)i それでは良いお年を!       バイバイ 
 (以下は先日書いた内容です)
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12月10日(日) 2077,
今年を振り返って -1   才八∋ウ_〆(∀`●)
そろそろ、今年の十大ニュースが話題になり始めている。
年末の31日になったら、もう一度書くつもり?だが、ランダムに頭に浮かんだまま書いてみる。
 (以下は字数の関係でカット2007年12月31日)
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2005年12月31日(土)
1733, 今年を振り返るー総括 b(’0’)d おっ w(゜Д゜)w ハァ?ヨ~
晦日になり今年の総括と思ったが、『私が選んだ今年の十大事件』の先日の内容が、総括に近い。
そこで今年の十大事件から世相を考えてみる。まずは先日の内容をコピーしてみる。
ー私が選んだ日本版・10大事件ー
1、人口が初めて減少に転じる 2、衆議院自民党が歴史的大勝 3、JR福知山線で脱線107名死亡   
4、耐震強度偽装で大揺れ     5、郵政民営化関連法が成立      6、愛知万博が開かれる
7、堤義明西武グループ会長逮捕  8、小学生女児が相次いで殺害される  
9、アスベスト関連死、次々と明るみ 10、プロ野球のセ・パ交流戦が始まる。
そしてロッテ、優勝 大相撲では、外人力士が大活躍-朝青龍が7連覇、琴欧州大関に  
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以上から読み取れることは
少子高齢化
(字数制限のためカット09年12月31日)
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2004年12月31日(金)
 1368, 今年を振り返るー総括
毎年、同じような言葉で始る。「今年も、あと一日になった」である。それが誰もが抱く感慨だろう。
地球が怒っているのではないかと思われるほど、次々と災害に襲われた。その幾つかを記録として書いてみる。
・インド洋で、とてつもない大きな地震がおこった。震度はM9で、阪神大震災の1400倍のエネルギーというから
 想像を超えている。地球を津波の余波が三回したという。被害は10ヶ国をこえて、現在のところ10万人
 というが、まだまだ増えるだろう。TVで多くの映像が流れて、何人かを飲み込んで流されている映像も。
 明治29年の明治三陸地震の2万2千人の被害を軽く超える惨事で、20世紀来、エネルギーとしては
 4番目の大きさ。やっと、中越地震の余震が収まりかけてきたと思っていたら、この大震災である。
 台風は例年の3倍もあり、やっと落ち着いた時に、中越地震、そして、このスマトラ地震である。
 全くどうなっているのだろう。
・暗い話だけでは片手落ちになるので、明るい話はオリンピックで日本が久しぶりに多くのメダルをとった
 ことである。強いところに、集中的に強化をしたのが功を奏したという。
・地方の景気も相変わらず、良くはない 特に新潟県はその中でも一番悪いところである。これに台風に
 よる水害と、この中越地震である。復興景気といっても土木が少し良い位で全体的には決して良くはない。
 日本全体から見ると、明るい兆しが見えてきた。
(字数制限のためカット11年12月31日)
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2003年12月31日(水)
1001, 今年の総括
今年も大晦日になってしまった。 恒例の今年の総括をしてみよう。
ー個人的の問題では
・今年の身近な物故者は高校の同級生の‘スーパーツチダ'の社長をしていた土田恒夫君が亡くなった。
 一番死にそうでない男であったからショックであった。親戚では母方の従姉の連れが亡くなった。
・海外には二回行った。この数年三回であったので、少し物足りなさが残った。アラスカとアイスランド
 これで41回である。当面の目標の50回にはまだだが。60歳までに、というのは無理になった。
 大不況の中、今年は特に行くのを躊躇をしたが、後になれば何ということはない。行けない状況に行く
 からこそ価値があるのだが?
・国内では、京都に一泊のバスツアーと鎌倉に行く。
産能大で「一時間講義」をする。 いい思い出になった。
・ 新潟の引越しを考えるが、決断が出来ない。
ウオーキングは一日平均1万4千歩を確保した。 数年前より1万5千歩より1千歩減らしている。 
・新しい習慣として「ありがとう」を1千回平均言うことが加わった。
ー会社は
・去年11月に始まった売り上げの落ち込みが進む。今までは他山の石だったが。世間並みになったとは
 いっていられない。
(字数制限のためカット09年12月31日)
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 2002年12月31日(火)
 627,パタゴニア旅行記ー9
ー絵を描く人ー
 今回の旅行で素晴らしい絵を描く女性がいた。見るところプロ並みの絵を描いていた。
画家の安野光雅に小学校の絵の担任でもたれたと嬉しそうに言っていた。いつも面白い話をしてくれて、
「先生お話!」皆が囃したてていたとか。今から考えると情緒教育をしていたのではないかと言っていた。
何十種類のクレヨンを持ってきて30~40分位で仕上げてしまう。
 (字数制限のためカット10年12月31日)
・・・・・・
2001年12月31日(月)
286、良質の人材とは-
(字数制限のためカット10年12月31日)