* 理想的な死に時てっさ…?
 歯医者は仕方がないとして、年一度の検診を止めて10年以上になる。
その時、75歳を死期に設定し、プラマイ(±)3年で、あとは自然死にすりゃ
良いさと…。 としても、イザとなると慌てふためき、後悔して悶え死ぬのが、
『死』である。先日、東京の同級会での隣席の人が、『膵臓がんで。3年前に
ステージ3で、余命3年の確率10%、1年が3割と宣言されて、この1年で、2度、
転移手術をして、現在に至っている。』と何げなく語る。その時、自然に出た
言葉が、『自分にとって理想的な死に方は、余命3年と宣言され、4年で75歳で
死ぬと思って、この10数年、生きてきた。羨ましいよ!』と… 励ましを込め
語ると、何かハッとしたようだった。まだ他人事だから言える言葉。まずは、
目先を最善を尽くし一日を味わい尽くすしかない。75歳を死期にした私自身の
問答でもあったのが、そのまま、首元に突きつけられた問題である。今年も
終わろうとしているが、なにはあれ病院に行かないで済んだことが、今年の
最大の収穫。 その時からプッツンまでの間に、一生を生きるというが、
私の生涯で、良かったこと6、悪かったこと1だった、そのままを圧縮されて
覆いかぶさってくるなら寧ろ興味がある。昨日今日と、アフリカ・サバンナ
の夕景の写真をネット上から選択したものだが、これが現時点の私の「死界」
のイメージ。地獄も天国も、現世、それも、過去録にある。それに基づいて、
近づき、至高体験として味わうのは自分でしか出来ないこと! 
「求めよ、さらば与えられん!」 それも至極上等な光を求めて。
 そのバカの壁を乗越えて、光を観に、さあ行かん。 
『…アフォか!』 
  『どっちが?』 
『…どっちも!』 
  『どうでも良いんじゃない?』
『…どうでもよくない!』
  『良かったでしょ?』
『…良かった! 実に良かった』
  『楽しそうだったよ!』
『面白くて、楽しくて、嬉しくて、哀しくて、苦しくて!』
『すべてがオボロでさ?』
  『どうでもいいことに拘って、クヨクヨしてね…何度も注意をしたよ!』
『それも娑婆の味わいと気づくに、生涯掛かってしまいました!』
  『霊的自己問答だね!』
『自分でも、気味が悪いよ!‘御向かい’が来そう!』
  『じゃあ、さいなら!』 『危ない危ない!』

 〜この続きは、気が向いたら再び!〜
ところで、去年の「つぶやき」と、3年前の脈絡が丁度よく繋がる。 
 …そういうこと!

――――
6113,『今日のつぶやき』 ー読書日記
2017年12月08日(金)
           『今日のつぶやき』リリー・フランキー (著),
                    ロックンロールニュース (著)
   * 「つぶやき」の力
「初めてエッチしたとき、ウンコが逆流したら、きっとこんな 感じだろうな
 と思った」(女のつぶやき 匿名希望) 
図書館の返却コーナーで見つけ、ここを立ち読みをして、何で?と思い、暫く
して思わず吹き出し借りてきた。 自然に出た「つぶやき」なればこそ、
言葉に不思議な力がある。女でなればこそ、男は無理。いや… いるか? 
詳細は各自が考えて。 「まえがき」の冒頭からしていい。
<言葉でも、思考でもなく、その中間に位置した心の無人駅のような場所から、
 つぶやきがやってきます。のども通らず、脳さえも通過してないところから、
つぶやきは吐き出されます。…「本日定休日」の札を眺めながら「俺が来ると、
いつも閉まっている……」 むろん、店が悪いわけではない。定休日なのです。
本人は、つぶやきが、声になっていることさえ気づかない。誰にいうでなし…
 …そう、人は言葉にしなくとも、常に何かをつぶやいています。つぶやきに、
恥じらいもモラルも、気づかいも、自尊心も悪意もない。故に、赤裸々です。>
 リリー・フランキーのブログに毎日、一般人から投稿される脱力つぶやきを
並べた本。どうしても、下ネタが多くなる。特に女ものはシリアスになる。
  〜まず目だったつぶやきより、
「挿入しながら別れ話」
「脱童貞。即性病」
「明日からがんばろう」
「初めてのグリーン車。なのに隣がヤクザ」
「家の中で気配を感じて振り返ると、サボテンが置いてあった」
「彼氏から「オマエ彼氏いないの?」って聞かれた。
            (セフレだったの?・埼玉県・29歳)
「騎乗位でギックリ腰」(女のつぶやき 寄る年波・36歳)

▼ これを書き写してながら独り、「朝っぱらから、何だ!」のつぶやき。
 4月〜11月の早朝の自転車上で、声こそ出さないが、独りつぶやいている。
平日のNHK・BSのゴールデン・タイムに、数年前から、朝昼晩の3回も、
日野正平が全国を5人のチームを組んで、「NHKの印籠」を持った水戸黄門
ごとく、自転車で駆け巡る番組を放送している。三カメの5人を含めると合計
10人になる。 その一つのカメラが自撮りカメラ。その「つぶやき」が、日野
正平目線の世界に視聴者との同化に誘う。休憩の小さな店での食事風景が様に
なっている。 日々、刻々変化している景色と、擦れ違う人達との交流と、
無意識から出てくる「つぶやき」が、日野正平の内面世界に引込んでしまう。
 早朝、この文章を書上げ、ネット上にアップ。 その直後に出発し、独り、
自転車で鳥の鳴き声を聞きながら信濃川の土手を走っていると、至福な世界に。
そこで、溜まったマイナーな毒素を吐き出すイメージを持つ。これを8年、散歩
を含めると40年近くになる。これに海外ツアーと、読書習慣が加わる。
そうでもしなかったら、遥か前に、自滅をしていたのだろう。
で、私の今日の「つぶやき」は、「何じゃ、お前は、ったく!」
 <「お前は」には、他者とこれまでの自分を含む> で、
  「まっ、いいか!」
・・・・・・
5381,閑話小題 〜70歳の峠は −?
2015年12月08日(火)
  * 都会の同級会でなければ聞けない話題
 東京の同級会も終わって、日常に逆戻り、平凡な日々が始まった。
大学の同級会では、地方では聞けない面白い?話題が幾つかあった。 
東京は大都会。16人それぞれの5分間スピーチが刺激的である。
過半数以上が、息子、娘が30半から40歳を過ぎようというのに、
結婚しない愚痴が、多かった。その中で印象に残った話題から・・
・「嫁が東欧系のルーマニア人。そこは東欧で最貧民国で、容姿は良いが、
 貧しい国の出身者は、心も貧しい。 アジアならフィリピン、韓国、
 インドネシア。東欧なら、ハンガリールーマニアポーランドなどが、
 貧しく、人間性まで問題あり。」と舅目線の悲痛な叫び。
・息子が結婚したが、結婚式をあげない。 で、「どうして?」と聞くと、
「仲間内で誰もしないし、お金が勿体ないから」という。 また、知人に
 冠婚葬祭の関係者がいるが、最近扱った200組の結婚式で、一組も仲人
 を立てた式がない。時代が変わり、「家制度」が、根底から崩れたのか。
・この数年間、商売が持ち直していたが、今年になって、変調の兆しが・・
 来年は、この数年来の反動がくるはず。商売を止めようか、思案のしどころ。
・白馬でリゾートホテルを経営しているが、その7割が、オーストラリア人。
 スキーに対し、異常なほど興味を持っている。それでも不景気は不景気。
セブンイレブンフランチャイジーを千葉で開業している。 妹と、同級の
 A君の奥さんが姉妹で、A君と親しかったこともあり、上京してきた妹を
 紹介され結婚。 その後、A君が開業をしたのをみて、それまでの商売
 からセブンを開業した。 店の売り上げは、全国平均と同じ67万円。
 息子が継いでいるが、奥さんは、何処か大手の会社のキャリアもあり、
店には入らないため、今でも手伝いに入る。年収は、家屋敷が自前もあり、
 優に?2千万円を超えている。
▼ それぞれの人生が、さまざま垣間見れて面白い。地方だと、赤裸々の
 内わけ話は、出来ないが、都会だと、普段の生活に関わりが薄く、
 平気で内内の話が出来るから、面白い話が聞ける。

・・・・・・
5746,なぜ本を読むといいか? 〜7
2016年12月08日(木)
        <本を読む人だけが手にするもの>藤原和博
  * 確実によい本に出合う方法はあるのか?
 本の選択能力を磨くには、どうしたらいいか。
“どのよんなジャンルでもいいから、数にあたることが大切”と著者はいう。
あたり前のことだが、その中で、著名人の読書指導書を、何処かで読んでおく
べきである。ツボを心得ているかどうかで選択肢が変わってくる。
それ以前に、あらゆるジャンルの絶対量の読書が必要になる。
 〜その辺りを、第5章に具体的に述べてある。
≪・“こうしたよい本に出合う機会は、当然のことながら、読書の量を
 重ねれば重ねるほど多くなる。「これだ!」という本を数えたことがない
から確かなことはいえないが、私の場合、おそらく300冊ぐらいだろうか。
300冊という数字だけを見れば多いかもしれないが、それでも3千冊読んで
の300冊だ。9割の本は、私の感性には引っかからなかったということ。
でも、それで損をしたとは思わない。無駄な本に出合わずに効率的に本を選ぶ
ことなど、どだい無理だと思っているからだ。
・また、他人の脳のかけらをつなげて新しい視点を獲得したいと思うならば、
自分には相場観のないジャンルや著者の本を手に取ることも大切だ。相場観を
持たない世界では、だれだって効率もクソもない。全く外れになる可能性も、
おおいに歓迎しよう。そのリスクを取ることで、リターンが得られるのだから。
・大事なので、結論を繰り返す。
本当に自分に必要な本と出合いたいと思う人には、「乱読」の習慣化をすすめる。
予想もしなかった考え方に出合ったり、本を介して未知の人物との遭遇が将来
起こる可能性もある。その化学反応は、読む前にはわからないことが多い。
本に即効性を期待する人もいるが、私は違うと思う。
本1冊の値段は文庫本で500円前後、新書で700円〜900円、単行本で
1300円〜2000円程度である。買ったうちの9割がダメでも我慢できる。
外れる確率は高くても、偶然の出合いがあるほうが、よほど面白い物語に
なると思う。それは人生における人間との出会いと変わらない。 人生における
偶然の素晴らしい出会いを、効率的に設定することなどできはしない。
本との出合いも、同じなのである。数をこなそう。≫
――
▼ 現実の体験や読書評を連日書いてきたが、一つのテーマに対して、
 その選定から、起承転結をマトメルに膨大のエネルギーを入れている。
文字の認識度が低いためである。子供の頃から漫画が好きで、絵からの
認識度があるが、読書脳は希弱のベース。 まして、文章化など・・ 
 それに気づいたのが学生時代。それを取り戻す為、毎日2時間以上の読書量
の確保と、日記と、メモを小まめにとることにした。 で、辿りついたのが、
ブログ、この雑記帳的随想日記である。 大学を卒業直後、何か足りないと
気づき、一年間、独学に近い状態で、産能大学で遊学。フィールド(現場)の
情報を効率よく残すには、如何すべきか? そこで得たのが、記録方法。
この随想日記の原型の方法、カード日記である。それも、大型カードに、
記録を残し、日付を入れて、毎日、得た知識のカード化。新聞切抜きは、
それを二枚重ねホチキスでファイル状にして、カードに挟んで茶封筒に入れる。
 ところが、これに問題が生じてきた。そうすると、最少単位のテーマを
二度と見ることがなくなる。その弊害が、その習慣の自然消滅の原因になって
しまう。 現在のブログに、毎日、同月同日の文章をコピペをしているのは、
かって書いた内容を、一年に一度、目を通す為である。また、ブログ内検索で、
思い出すキーワードで過去文を瞬時に引出している。実際、この随想日記は
私には非常に有効なシステムになっている。「私は無能で、遊び好きで、怠け者」
と自覚しているため、習慣化という第二の天性を多く重ねるしかないことを、
人生で学んできた。 他者の冷たい蔑視に、殆ど気にしないでいられるのは、
<少し離れてみれば、所詮、石の形、大小が違えども、砂利、砂でしかない> 
 を自覚しているため。 良質の量の増加は、質の自然変化を促す。それも、
 砂利の中の比較世界の話、アフォと、パーの違い。
トランプとクリントン女史の討論を見れば、自明? 韓国の女子たちも然り。
すると、安倍・麻生コンビも如何だろう?と 自然考えてしまう。・∀・)ニヤ
                              娑婆!                 
・・・・・・
5016,幸福優位7つの法則 −6
2014年12月08日(月)
  【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係】ショーン・エイカー著
 * 法則:ゾロ・サークル ―小さなゴールに的を絞り少しずつ範囲を広げる
 面白い法則である。私の場合、それまでのサークルの外に、飛び出すステップ。
そこで、まず自分の周囲に円をひいて、サークルつくり、直面する問題に真正面
からぶつかってきた。その前に、何となくイメージをして、その実現のため、
具体的手順に入っていった。そこに一歩踏み出すと、具体的問題、難問が、次々
出てくるため、ひたすら、真正面から全身でぶつかるしかない。それが、いつの
間にか技になっていく。恐ろしく辛いが、これほど真剣勝負で面白いこともない。
そのプロセスを、冷笑している人たちの気持ちが、面白いほど見えてくる。
ゾロ・サークルを、少しずつ大きくするのは大変だが、一歩飛び出して、ゼロ
から、一人で、自分の周りに新たな線引きをするのも、孤独というより、孤立業
になる。その実践をし、最後は、自分で尻拭きまでした経験そのままを述べる。 
 ー以下の切り口は、新鮮で新鮮で面白いー
≪ 現在のアメリカ南西部がスペインに支配されていた時代、「ゾロ」という
 仮面をつけた英雄が出没していた。彼はアメリカの古典的ヒーロー。毅然と
して、礼節をわきまえていた。しかしゾロの物語には、あまり知られない部分
がある。最初から勇敢な戦士ではなく、性急で、忍耐や規律という面で荒削り
であった。 その無力さで挫折をいていた彼の前に現れたのが、老剣士、
ドン・ディエゴ。老剣士は、アレハンドレに、熟達と勝利は、「努力と時間」
によってのみもたらされると言って聞かせ、徹底的に鍛え、一人前にしていく。
 その時の訓練手法が「ゾロ・サークル」。小さな円を彼の周りに書き、
その中で自在に闘えるよう鍛練をする。そして自在に闘えるようになると、
円を大きくして、さらに難しい技の訓練していった。ここで重要なのは
「コントロール感覚」だ。問題は、一番初めの小さな円内から習得しなければ
ならなかったこと。この「コントロール感覚」は、ストレスも仕事量も、自分
の能力を超えると、真っ先に失われてしまう。仕事でも家庭でも、とりあえず
努力する範囲を小さく狭くして、その努力が意図した通りの効果を上げていく
しかない。「コントロール感覚」、つまり、自分が自分の運命の主人公である
という感覚が、幸せと成功をもたらす最大の推進力となる。この時、重要なの
は、その人が実際にどれぐらいコントロールできるかではなく、
その人が「どれぐらいコントロールできると思っているか」である。
この感覚が身についている人は、自分の成果を正しく認識できる。これを
「内的統制感」と呼ぶ。逆にコントロール感覚が身についていない人は、
自分を正しく認識できない。そのコントロール感覚を身につけるに、まずは、
「正しい自己認識」という、一番小さな「ゾロ・サークル」を作ること。
そのためには、自分の気持ちや感情を、ネガティブなのもポジティブなのも
書き出したり、人に話すなどして、客観化すること。実験で、ひどい落ち込み
から一番早く回復する人は、自分の気持ちを認識しそれを言葉で表現できる人。
 まず自分の感情を把握してそれを言葉にすること。そしてそれができたら、
自分以外のビジネスや人間関係などにゾロ・サークルを広げていく
ステップを踏む。・・ ≫
▼ 三年前の時には、さっそく、「節目時に」をテーマにして書いた。
 そして『自己を見つめる』という本を借りてきて読書日記を書いた。
これは正しい自己認識をするため。『自分の居場所のみつけかた』
ユング』『哲学人』『ツレがうつになりまして』や、老いに関する本
を熟読し、その感想文も、書いていた。 ところで最近では、死と、
老いの関するのが多くなっている。

・・・・・・
4284, 閑話小題 ー毎年、100万人が定年退職
2012年12月08日(土)
    * 毎年、100万人が定年退職
 団塊の世代が今年から100万人単位で定年で退職をむかえている。大よそ
5〜6年として500万人以上。退職後に家では古女房が待ち構えていて、
日が経つにつれブツブツ小言が続く。 定年退職後、会社組織から開放され
自由になったら、今度は家で古女房が束縛してくる。大きい家ならまだまし
だが、小さなマンションなら身の置き場がなくなる。趣味の一つや二つも
あればよいが、趣味を持っているのは女房の方。成るほど粗大ゴミ、産業
廃棄物とは、よくいったもの。今までは、仕事も家庭の憂さも外ではらせたが、
年金暮らしで小遣いは激減。逃げ場は、公営のスポーツジムか図書館。
家で愛想良く相手にしてくれるのはペット位。月に1〜2度、馴染みの居酒屋
で似たもの同士が噂話で他人の誹謗と古女房の悪口。それなら、まだ良い。
前の会社のOB会とかの飲み会で昔の自慢話か愚痴。
万人に当てはまるので、この辺りで止め!
  * 昨日で、結婚39周年
 昨日で結婚39周年になる。当日に大雪が2mもあり、結婚式が遅れたこと
を思い出した。結婚相手と仕事の選択で人生の大方が決まってしったと思い
知らされる。互いに首輪をつけ、相手のゴム紐を持ち合い拘束しあう、それを
夫婦愛というらしい。が、そのゴム紐と首輪が年齢とともにジワジワと互いを
絞めあう。 とはいえ独り暮らしというと、これもまた厳しい。老いるほど、
それは増す。現在、色いろあって自宅名義が家内になり立場が逆転。
ことあるごとに居候扱い。で毎年、昼か夜、外食をしていたが、
飲み会もあって、今年は無し。
  * 不気味な雰囲気だが
 この16日と19日の日韓の総選挙で今年の世界各国のトップ交代が終了
するが、これから二週間が危ないのでは? マヤ暦では2012年12月21日が
人類滅亡?の日といわれる。信じてはないが、タイミング的にみて不気味。
* 自民党大勝という選挙予測が出てきたが
 自民党の圧倒的大勝の選挙予測が出てきた。これでは前回の民主党の大勝
をさせた同じ失敗を繰り返すことになる。小選挙区制の欠陥で致し方がない
としても、大勝は良くない。連立政権の方が土建屋政治の後戻りを阻止する
力が働く。この予測も自民圧勝阻止を狙った何処かの国の情報操作の可能性
もある。 思いの外、石原・維新が伸び悩んでいる。当初の勢いからして、
もっと勝ちそうだったが、これも終わってみないと分らない。 
北のミサイル、尖閣列島にでも打ち込めば選挙に大きな影響を示すだろうに。
もしミサイルが再び失敗したら、どうなるのだろう? 体制崩壊もある。

つれづれに

イメージ 1

 他のブログ
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/549/
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 今夜は、新潟で恒例の忘年会。

 昨日のシネマは『スカイライン―奪還』 評価は85点。 
 何はともあれ、特撮による画面の迫力が圧倒的。

 そうこうする間に、今年もあと三週間で終わる。




・・・・・・
・・・・・・

3909, 閑話小題 
2011年12月08日(木)

  * いやに最近、自宅周辺が寂れてきた
 家内が言うには、「最近、町内が急に寂れてきたみたい。町内のウチの班が13世帯のうち、現役の
ご主人がいるところは三世帯のみ。一ヶ月前に敷地内にある貸家の一家も新たに住宅を買って出ていった。
隣の美容院専門卸の社長も、居なくなった。その数軒隣の中年夫婦も数ヶ月前に急に居なくなった。 
自宅前の20世帯のアパート二軒には、アジア系の住人が数世帯入っているだけ。残っている家も、お年寄り
と空家ばかり」ここにきて不景気が身の回りの現象に現れ出てきたようだ。その典型が我家でもあるが・・
自宅の敷地内にある貸家は、この20年間、空くと直ぐ次の借り手が現れ、ほとんど空いていたことはなかった。
来年の転勤時期の三月までは、諦めているが、不動産屋が言うには、「最近、家を借りたいという人が少なく
なった。企業の海外移転が加速していて働き手が激減している。尋常ではない」とか。自宅周辺は、実際に
住みやすい環境である。歩いて2~10分以内に、三つのSCがあるし、駅まで10分の好立地。周囲は閑静。 
ところで親戚が長岡駅の周辺で三つの貸ビル経営をしているが、テナント10数店舗のうち入居している
のが二つのみ。 無借金経営で、堅実なので、この数年先の暴風雨には問題がないが、現在の長岡の現状の
縮小版でもある。他人事ではないが・・  角栄の遺産(公共事業)で生き抜いてきた地元経済も、ここに
きて大きな変化をしてきたようだ。 消費税率のアップと、TPP問題、農業への放射能汚染、数年後に
控えた北陸新幹線の影響。 問題が山積している。
   * 甘口の濁り酒と、辛口の酒のミックスが美味い! 
 一年ほど前から、晩酌に「濁り酒」を飲んでいる。 それだけでは酒の効きが強いので、二級酒?の辛口
の日本酒を半分混ぜると、甘口と辛口が丁度良いバランスになり、自前の丁度良いミックス酒をつくりあげた
自画自賛。それとノンアルコール・ビールを飲む。濁り酒は年中売られているわけでなく、夏の期間は
店頭から消える。ちょうどビールの時節になるので、それはそれで良い。紹興酒も、濁り酒が飽きた頃に
切り替える。二週間の間隔である。両方とも量の割に酔いが深くなるが、1合少々なら悪酔いはしない。 
本当は、ノンアルコールビールのみがベストだが、緩慢な自殺行為と分かっていても・・・ 
 ・・・・・・
3544, まさかハクビシンが?
2010年12月08日(水)
 敷地内にある貸家(通称=裏の家)の住人から、天井裏から水が漏っている苦情があった。
まずメンテの業者にみてもらったところ「獣の足跡があり水漏れは小便で、自分達の範疇でない」と
引きあげていった。で、駆逐業者を呼んだところ、「ハクビシンだろうが、夜になると外からくるので
穴を塞ぐしかない」というので、再びメンテの業者に頼み穴を塞いで貰い一件落着?身近でハクビシンなど
聞いたことがないので鳩が豆鉄砲を喰らったよう! ネットで調べてみたら隣町の川崎町で、去年だけで
40数回のハクビシン騒ぎがあったことが分かった。ハクビシンというと佐渡の朱鷺を襲った奴で、
猫ぐらいの大きさがある。あれが天井裏で騒いでいたら住人は夜半、気味が悪かっただろうに。
「ネズミが騒いでいるにしては音が大きい。しかしハクビシンとは思いもよらなかった」とか。
それにしても山中なら分かるが、こんな住宅街に現れるのだろう? もしかして、まだ、天井裏に隠
れている可能性もある。
  *「ハクビシン」をウィキペディアで調べてみると
ハクビシンは台湾名であり、本来は暖地系の獣であるが、日本では四国と本州の東半分に生息し、
日本に生息する唯一のジャコウネコ科の動物となっている。北海道の奥尻島に生息しているとの報告
もある。日本の在来種なのか外来種なのかははっきりしない。明治時代に毛皮用として中国などから
持ち込まれた一部が野生化したとの説が有力であり、それ以前の古文書における生息の記載や、化石
記録が存在しないことから、外来種とされてきた。各地で研究飼育された獣の一種で、個体が逃げ
出したり放棄されたりして繁殖したともいわれている。 同様な目的で持ち込まれた獣としては
ヌートリアがある。人家近くに生息して屋根裏でも繁殖する。子どものうちはよく人に馴れて
愛くるしい。リスやネズミに比べて、かなり大型の獣である。ー
 二年ほど前に近くに熊が出たので、ハクビシンもありか! 
* 後記ー朱鷺が襲ったのは、「テン」で、「ハクビシン」ではありませんでした。 
   知人に教えてもらって、気づいたしだい。 -2010年12月16日
・・・・・・・
 3169, 夫と妻 か~
 2009年12月08日(火)
 熟年離婚が流行っているが、夫婦が長年連れ添うのも大変である。私の姉・兄夫婦をみていると、相性の
当たり外れは5分5分、どれが当たりで外れなど口が裂けてもいえないが…。そういう自分のことは分かり
ません! だから生きていけるのでは? 悪妻といえば、ソクラテスの妻・クサンチッペと、徳川家康の妻・
築山御前が頭に浮かぶ。 しかし、明治の首相までなった黒田清隆とか、野口英世モーツアルト
リンカーンの悪妻は、あまり知られてない。< 野口英世は、ニューヨークの酒場で知りあった`はすっぱ女’
のメリー・ダージェスと結婚して、大失敗した。 野口はロックフェラー医学研究所の首席助手で、年俸
3000ドルもかせぎ、メリーはそこに目をつけた。メリーはめちゃくちゃな浪費家で、野口の金を使いつく
したあげく、ヒステリーをおこしてつかみかかり、家のなかで野口をぶん投げた>という逸話がある。
また黒田清隆が上司の娘の高邁な妻を蹴りごろした史実がある。これは大久保の助力で表ざにならなかった。 
歴史上の悪妻とは ウィキペディアによると 
・権力欲が強い・嫉妬深い・自己主張が強い・夫に従順でない、などが基準になっていると考えられる。
知人に何人か、離婚経験者がいるが、男の場合は何年たっても未練があるようで、耳を疑うことがある。
「自分には過ぎた女房だった」というのである。 女性も、次のパートナーが見つかるまでの苦労は、
並大抵ではない。スナックのママさんには離婚経験者が多いが、わかれた亭主の悪口になると我を忘れて
しまう。嫉妬、暴力、女癖と甲斐性無さ・・。 連れ合いは、元は赤の他人、中年も過ぎれば互いに顔を
見るのも嫌になって当然。付かず離れずで、互いに割り切るしかない。 それにしても、一番身近の
赤の他人は、ある意味で自分の分身でもある。だから、その取り扱いには充分に注意しなければならない。 
子供にとっての親の当たり外れは重大事。それが両親の相性の当たり外れになる。両者とも、それによって、
人生が大きく左右される。特に女性にとって連れ添いの当たり外れは大きい。 目に見えない紐を首に
巻きつけ互いに溜息をついて締め付けている。 昨日、結婚記念日で36年たった。 
・・・・・・
2804, イングランド・ツアー ?
 2008年12月08日(月)
ロゼッタ・ストーン』と、黄金の彫刻の次に印象に残った大英博物館の展示品の順に書いてみる。
  まずはギリシャのコーナー
 ーパルテノン神殿の破風彫刻ー
古代ギリシアの代表的なポリス、アテネの繁栄を象徴するパルテノン神殿の東側の破風を飾っていた
彫刻群で、長さ8m以上に及ぶ。 著名な彫刻家フェイディアスの指揮で造られた。現在は失われてしまった
中央の女神アテナをはじめ、ギリシアの神々が配置されている。中央の裸の男性の像は、酒と豊穣の神である
ディオニソス(ローマ神話ではバッカス)で、三角形の破風の形状に沿って横たわっている。(BC438~432年)
これもまた、大英博物館の誇る代表的な像である。その横にある馬の顔がまたリアルである。
次は古代エジプトのコーナー
 ージンジャー(ミイラ)ー
人だかりができていたのが、このミイラの展示ケース。エジプトでミイラ造りが開始される前の、BC3400年
ごろの成人男性と考えられている。極度に乾燥した熱砂に埋葬されたために、特別な処置を施されていない
にもかかわらず、完壁に保存された。一部残っている頭髪が赤いことから、ジンジャーの愛称で親しまれて
いるという。今にも立ち上がりそうな姿が5400年の時空を超えて、何かを訴えかけているようだ。
 ーアメンボテプ3世の頭像ー
古代エジプト新王国時代 第18王朝の王であるフメンホテプ3世の頭像。高さ2.9mもある巨大像だ。
欠損している額の中央部には、王位を表すコブラの紋章の一部が残されており、
顎の部分には付け髭があったと考えられる。40年ほどの在位期間は最も文化的に
誇ったといわれ、多くの記念建造物や王像が残っている。BC1350年ごろ
 ーラムセス2世の胸像ー
新王国時代第19王朝の王、ラムセス2世の胸像。高さ2.67m。19世紀、テーベのナイル川西岸にあった
ラムセウムという葬祭殿から出土した。右胸の穴は、ナポレオン軍が像を取り去ろうとして失敗した跡
だといわれている。ラムセス2世は約67年間という長期にわたってエジプトを治め、その間に多くの
記念建築を造営したたため「建築王」と呼ばれる一方で、ヒッタイトと戦い、現存する最古の国際条約
を結んだ。  BC1250年ごろ
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これだけの貴重なものが、剥き出しに展示されているのには驚いた。イギリス人は、「国家の宝は
国民のもの」という考え方。だから無料でみる権利がある、という。どこかの国とは違うようだ。 
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2007年12月08日(土)
 2439, サブプライム問題 -3
 *サブプライムローンの実態は消費者金融
サブプライムローン」について、週刊誌の特集を前に二回取り上げた。ところが、それについて
まだ認識してない部分があった。毎日新聞の「記者の目」にずばり「消費者金融のようなもの」と。
「消費者ローンを、住宅担保で貸していた上に、その債権を巧妙にミックスし、金融機関に売り払っていた。
銀行は新興国家からお金を集まっていて、その投資金を、その債権に変えていた」というから、大問題に
なるだろう。 ーこの要旨をまとめるとー 
 サブプライム問題を日本の住宅ローンと同じように想像すると本質を見誤る。担保は確かに住宅だが、
ただの住宅ローンではない。借りた金の使いみちは広く自動車や洋服の購入にも充てられる。それが米国の
“住宅ローン”だ。ずばり「消費者金融のようなもの」と。 価格の上昇する不動産を担保にすれば、
借金可能な枠がどんどん広がる。「担保は住宅だが、むしろ消費者金融の融資に似ている」と私が理解した。
記者が9月に米国に赴任後、現地で米国人の消費行動を見て、彼の推論が正しかったと確信したという。
 クレジットカードでも銀行口座でも、返済を後回しにして消費を優先できる仕組みが見事に整っている。
「まず使って後で払う」というシステムが、米国経済の成長の源泉、過剰消費体質の個人消費を支えてきた。
ところが今、住宅価格の下落とローンの焦げ付きでその仕組みが傷み始めている。
 今回のバブルが「新興国」への資金集中から始まったことも、時代の変わり目を示す。
中国や中東の産油国は、経済成長や原油高騰で獲得した巨額の資金を一番安全な運用先に預けた。
それが米国の銀行だった。 銀行は集まり過ぎた金の運用先に困り、上昇を続けていた不動産につぎ込んだ。 
米国では、大手銀行の関連会社が、次々にサブプライムローンを組み込んだ商品を買いあさった。
 この典型的な不動産バブルが「証券化」で、さらに複雑になった。
証券化は、90年代からリスク分散の切り札として欧米で盛んに利用されてきた手法で、それ自体には問題ない。
例えば、高層ビルを建てる時、事業者は資金を銀行からの融資に頼るより、100人の投資家から集めたほうが
多額の借金を抱えずに済む。出資者も事業が成功すれば配当を受け取れるし、失敗しても出資金を
あきらめるだけで傷は小さい。80年代の日本では、銀行が不動産融資にのめり込み多額の不良債権を抱え込んだ。
その反省に立てば、証券化商品は「夢のリスク分散商品」だったはずだ。
 ところが、である。欧米金融機関の作る証券化商品は年々複雑になり、一度作った商品を別のものと束ねて、
さらにそれを別の商品に組み入れて--などと形を変えていくうちに、もともとの貸し借りがどんな姿だった
か分からなくなってしまった。
 (字数制限のため、カット11年12月08日
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2006年12月08日(金)
2075, 世界の「富」、人口の2%が半分以上所有        

先日の日経新聞によると、国連の研究機関が12月5日に発表した調査で
ー世界の「富」、人口の2%が半分以上所有ーという記事があった。
 ーこれを解りやすくまとめるとー
・世界の成人人口の2%が、家計全体の「富」の半分以上を所有。
・逆に貧しい方からみると、人口の50?が所有する富は1パーセント。
・最も豊かな層に属し、成人人口の1%に相当する人々が所有する富は、世界の4割に相当。
「上位1%」を居住している国別に分類すると、米国が最多の37%、日本は2番目に多い27%となった。
 日米だけで上位1%の3分の2近くを占めた。
・一人当たりの世界の富の平均が2600ドル。日本18万1000ドル、アメリカ14万4000ドル、中国2600ドル、
 インドは1100ドル。
・富の分配の格差を示す「ジニ係数」も国別に算出。値が一に近づくほど格差が大きくなるが、
 世界の平均値が0・89に対し、アメリカは0・8に対して、日本は5・5で格差は比較的小さい。 
 まだまだ、日本は健全にみえるが、この数年で大きく変わってきた。 2000年の統計値を使って
 まとめたもので、預貯金や不動産などの資産から負債を引いたものを「富」と定義したという。
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以上が大方の数字だが、「世界の富の80%は、世界の20%の富裕層が所有している」というがそれを
裏づける数字になっている。中国や旧ソ連や、イスラム圏などから学ぶことは、アッラーや、イデオロギー
は富という面からみたら問題ありになる。無知が貧しさの原因になる。それと幸せ感とは違うというが、
やはり・・日本の長期低落傾向は、その豊かさと、ジニ係数がふつうの国レベルまで修正されるプロセス
にあるということだ。やはり金に換えておくか、外国に資産を移動しておくべきだろう。 あればの話だが。   

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2005年12月08日(木)
 1710, 結婚32年の風景
 昨日で結婚32年になった。       ゜(゜ノ∀`゜)゜。アヒャヒャ
 ほとんど危機らしいことは無かった?が、そうそう甘いものではなかった。 
相性が良いかどうかは、直には判断できない。相性という面では当たったのだろう。
 以前にも書いたが、昔から好きなタイプは
  ・長女 ・丸顔のノッペラ ・A型 ・控えめ ・慎重 ・身長160? ・気が強い   
 (字数制限のため、カット11年12月08日)
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2004年12月08日(水)
 1345, ビデオ・DVDで観たい 名画200選  ー読書日記
この本、最近本屋の平台に積まれていて気にはなっていた。しかし定点観測で見ていると、
いつの間にか売れている。
  (字数制限のため、カット10年12月08日)
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2003年12月08日(月)
978, 全日本相撲選手権
 (字数制限のため、カット09年12月08日)
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2002年12月08日(日)
604,ある時間の断片-18
 ー10月9日ー 雲屯庵にて
7時半起床。どうしても6時半には起きれない。 まず初日からこれではどうしようもない。
もっと気合を入れなくてはならない。一人で自分を律するのは厳しい。土曜日まで頑張らなくては。
 ー10月10日ー
今日も計画通りに起きることができない。午前中まで野田一夫の「ゆれる経営風土」を読む。
15時から卒論の下書き始める。波に乗ったようだ、ここで可能な限りやってしまおう。
19時に実家から電話がある。母と長姉の正子さんと話をする。一番下の姉夫婦の西村さんが
帰っているという。明日正子さんが東京に行くので、深井に夜の東京を案内を頼むという。
深井に電話をするが彼がいない。明日もう一度電話をする事にする。
 ー10月11日ー
8時に起床。卒論の方は予定通り進んだ。 明日夕方帰ることになった。
姉たちが来ているから帰ってこいとのこと。 今日は時間のたつのが早い。
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2001年12月08日(土)
263,玉突き事故
 半年位前に、市役所分室に印鑑証明をもらいに行った帰りのこと。長岡の大手通り四つ角で、
車に追突してしまった。その車がまたその前の車にぶつかる、玉突き事故になってしまった。 
その玉突きされた車の中から、恐持てのやくざ風の男が、怒鳴りながら飛び出してきた。
雪駄を履き、金の首輪、角刈りの何とかスタイル。「何さらすねん、この野郎!」と、やべえーと
思っても仕方ない。「これは全て私が悪いこと、とりあえず100メートル先のところで!」とあいなった。
直接ぶつかった車の人が真っ青の顔をしていた。どういう訳か、いつもこういう時は腹が据わってしまう。
そしてそこに行くと直接ぶつかってしまった人がいない。 少し待ってみようということで、待っても
待っても直接ぶつかった人がこない。恐れて逃げてしまったのだ。恐れる必要は全く無いのに。こちらも
拍子抜け、相手も拍子抜けになってしまった。バンパーがかなり傷が入っていた。
「バンパーを変えなくては駄目だ!」ときた。しかし直接ぶつかった相手がいない。
私も「保険が降りない。手を打ちましょう!」というと「幾らだ?」と言うから「一万円!」
と言った。4~5万?取られるなら、ハッタリで思い切って安く言ったのだ。相手の額に青筋が立った。
すかさず「こちらも本来保険で下りるところ相手がいないので一銭も出ない。警察を呼ぶと面倒です、
手を打ちましょう!」と言うと急に「よし!」と言った。警察がよほど嫌だったみたいだった。
拍子抜けであった。その時財布に7~8万の金がたまたま入っていた。いざ支払う時にそれを見た相手の顔が
忘れられない。「しまった全部取れたのに!」と言う顔であった。 後は逃げるが勝ち、さっさと
その場を離れた。
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12時8日(日曜日
)1968年
 12時に起床する。 昼飯後、何か落ち着かない。夕方独りで池袋に出てみる。独り目的もなく
池袋の街をブラブラするのもよい。皆がそれぞれ楽しんでいるのを見ると、自分まで楽しくなる。
田島がアルバイトをしているスナックに行ってみたが、日曜日でもやっていた。しかし彼はいない。
今度は銀座にしてみよう。本屋などは独りで立ち寄るが、何の当てもなく出かけるのは初めてだ。
違った遊び方を一つおぼえた。 今度は銀座にしよう。ところで朝寝ていると長岡の一番上の姉の
正子さんから電話が来る。明日東京に遊びに来るから、よろしくとの内容であった。ニューオータニ
だそうだ。高木・川崎・松村が案内の候補にあがった。高木は遊びすぎで謹慎の身だそうだ。
次に川崎に電話をするとOKであった。友人の車があるから、車つきである。明日は明日になってみなくては
判らない。それにしても、いろいろ毎日有り過ぎだ。一日一日がギリギリである。何せ、卒論と卒業を
絶対に成し遂げないと。