* スポーツジムで聞こえてきた風景
 30年間、自宅のある長岡と新潟間を新幹線通勤をしていたこともあり、
スポーツジムなどの公共の場で、横目線の会話を聞くことは、同級会を
除いて殆ど無かった。あとは居酒屋とスナックと、年2回の海外ツアー先の、
旅仲間位である。ところが、スポーツジムは、種々雑多の世界の真っただ中。
夫婦連れ、親子、友人同士や、単独で黙々とスケジュールをこなす人など、
水平視線の社会観察が、なかなか面白い。 その幾つかというと・・

・いつも同じエアロに参加している中年女性が、数日、休んでいたが、
知人と話す内容が、「<数日前に、1日だけ腰痛治療で入院した。医者に、
家に居ると、家事・雑用など動くので、入院をして横になりなさい>
と言われた通り、一日中、病室で寝てきたが、成るほど調子が良い!」とか。
5月と11月は定期的に腰痛が重くなる我が身。雨が続くと、早朝のチャリ
乗りが出来ないため、早朝3時間と、午前2時間、合計5時間はパソコン前に
鎮座することもあってか、その直後の家の移動は、前屈みの姿勢になる。
腰痛は、「とにかく横になるのが一番」は、経験から解っていたが・・

・つぎは、ロッカールームで聞こえてきた話。
「今日、これが終わったら、1人で湯沢に一泊の湯治に行く予定。 
安宿だが、独りで何もするでなし、酒を飲んだり、風呂に入ったりする。
その宿は私のような一人客が多い。ストレス解消に、こうでもしないと!」
人様ざまのストレス解消法があるようだ。
 ポイントは、単独で、日常世界から一歩出てボッとすること。

・ジムの『平日、昼間コース』には、中高年の女性が中心。
水商売風、家庭の主婦、パートの合間に来る人とか。そこには唯我独尊の
大阪風オバサンも来ている。 
 ロッカールムで、隣の初老の男が知人にボヤク内容とは、
「さっき、ヨガの予約チップの最後の1枚を取ろうと手を出したところ、後ろ
からオバサンが大声で、『その1枚、私の!』と言われ、思わず手を引っ込めた。
その迫力の凄かったこと。」 この手のオバサン的な人は、どこにもいる。
 そういえば、並んでとった何時もの定位置に小物バックを置いて、ヨガマット
をとりにいって戻ると、そこにオバサンがいて、指をさして、アッチが空いてる」
と宣う。「いや、ここは私の定席なので」というと、シブシブと、移動して
いったが、こういうのは日常茶飯事。 基本として、こういう場は、譲って
きってはいたが、あまりに図々しいのは・・ 
 夫婦の力関係が、そのまま出るのだろうが、色いろ面白い! 

・・・・・・
5358,島地勝彦の 〜柴錬、今東光、開高、乗り移り人生相談〜 ー?
2015年11月15日(日)
  * 女の結婚詐欺師がブーちゃんは、昔からの通り相場
 渡り歩いた、どの世界にもブーちゃんだが魅力的女性が存在していた。
『やり手ブーちゃん』である。彼女らの対象は、下位八割の男衆のため、
思いの外、声がかかる。 そのやり手ブーちゃんも、1〜2割いるかどうか・・
ブーちゃんだから営業努力をしている? ということは、誰もが営業サービス
を望んでいるのである。それが、日本の貧困な恋愛社会では、満足度が低い。
だから、まずは、以下のようなシステムが必要になる。
≪・シマジ:これは俺の持論だが、男は十代の後半に十歳くらい年上の女性と
 ねんごろになって、童貞を失えば、みんなきちんと大人になれる。
その意味で、このダーリンは理想形だよ。女はどういうふうに考える生き物
なのか、女のどこを押せばどうなるか。性道を含めて若いころに年上の女から
しっかり学んでおけば、三十四歳の婚活詐欺女や三十五歳の鳥取ホステス
みたいなのに騙される心配はない。
・ミツハシ:両方とも男が夢中になるようには見えないスタイルと容貌ですね。
・シマジ:女の結婚詐欺師はブーちゃんと昔から相場が決まっているんだ。
 びっくりするような美人だと、モテない男は「これはおかしい」と警戒する。
俺にこんないい女が「結婚して」なんていってくるはずがないというわけ。
これまでの人生の中で女にモテた経験があまりなく、結婚をできずにいた男
にとって、あれくらいの女のほうが自分の結婚相手としてリアリティーがある。
逆に男の結婚詐欺師は饒舌な二枚目なんだ。つまりクヒオ大佐だよ。
・ミツハシ:エリザベス女王の親戚でアメリカ海軍特殊部隊パイロットの
 クヒオ大佐ですね。しかし、「私と結婚すれば、英王室から数億円の
祝い金が出る」という話に至ってはギャグにしか聞こしえませんけどね。
男はロマンチスト、女はリアリストというが、結婚詐欺に関しては、逆。≫
▼ 結婚に対する憧れも、「共同幻想」の一つ。その幻想=夢を与え、お金を
 引出すのが、詐欺師の仕事。「割れ鍋に綴じ蓋」の割れた部分を隠し、高く
売りつけるのが、恋愛の妙味。その仮想(仮装)世界を、キャバクラや、クラブ
が提供。 ネット検索で見つけた、二年前の、松本人志モーニングビッグ対談 
第17回 「女結婚詐欺師」の(初めての詐欺)
第18回 「女結婚詐欺師」(過去の失敗)がリアル。 詐欺のポイントは、
・金を取った後、如何に諦めさせるか
・失敗したときは、さっさと次のターゲットに切り替える 
・結婚詐欺は、結婚したら結婚詐欺でなくなるため、独身を通す 
映像を見ていて、寒々しい気持ちになったが・・
埼玉と、鳥取のブーちゃんの女結婚詐欺、あまり奇妙で、被害者が気の毒
だが、老いた天涯孤独の身には、結婚の可能性があれば、少々ブーでも?
という気持ちになってしまうのだろう。
・・・・・・
4993,暴走する世間 −9
2014年11月15日(土)
     「暴走する「世間」―世間のオキテを解析する」佐藤 直樹(著)
  * ケイタイ、スマホが子供、若者を駄目にするわけ
 以前、繁華街でTVレポーターが若者に何か質問をしたところ、やおら
ケイタイを取り出し、友人に連絡をして、その友人の言葉を鸚鵡返しに答えて
いたのには驚いた。考えようとせず、反射的に誰かに聞いて、その場を繕って
いる現代の若者の姿が、そのまま現れ出ていた。それが今ではスマホで検索
すれば答えが瞬時に出てくる時代、便利さが、考える能力と自立心をそぎ
落としている。 ー以下の指摘が、まさに、言当てている!
≪ アメリカでは、子どもにケータイをもたせることは、子どもの自立を
 妨げるのではないかという議論がある。アメリカの社会学者タークルが、
つぎのような興味深いことをいっている。
<かつては、たとえばニューヨークの繁華街に初めて自分だけで行くとか、
地下鉄に一人で乗るとか、ボストンの街をどこまでも歩いていいという許しを
もらうとか、都会の子どもがそういう経験をするとき、その子にとっては
「自分だけが頼り」だったわけ。自分がただ一人ですべての責任を負うわけ
ですから、何か危険なことや恐ろしいことが起こっても、自分で身の振り方
を決めなければなりません。人は、どこかでそういう経験をし、そこで湧き
起こる感情と闘う術を学んでいかなければならない。どんなことが起こった
としても、状況を打開できるかどうかは自分次第だったのです。
しかし携帯電話の登場以来、子どもがこういう経験をして理屈上は一人で
あっても、親がずっとそばにいるという不思議な状況が生まれています。
また子ども自身も、自分が一人ではないと感じているのです。また、携帯
電話は、このような状況を作り出しているわけです。子ども一人では心
もとないだろうと思われる場面で親が見守っているという経験をさせる
ことは可能になりましたが、自立の時を遅らせているだけだともいえます。
(タークル「技術を本来の役割に」より)>
 ケイタイによって、親が子どもとずっと一緒にいるという状況が生じ、
子どもひとりやらなければならないことが阻害されるというのだ。
「ひとりでいてもひとりじゃない」状況は、自立を妨げるということ。≫
▼ 重大な岐路に立たされると、直ぐに電話がかけてくる男がいる。
 重大な岐路であるほど、担当と議論を重ねて自分独りで熟考すべき時に、
身近な人に判断をあおごうとする。関西で、子どもが誘拐され殺害された
として、何で北陸の学校が送り迎えを集団でしなくてはならないのか?
変なのは分かっていても、それを声高々に言えない。戦勝国アメリ
から与えられた自由民主主義の弊害である。そして、次がネットである。
これにプチ世間が結びついた弊害が、青少年だけでなく、成年まで変に
している。情報化社会になるほど、個人の教養のベースが必要になる。
その基盤がないため「IT世間」が、個人の内面を縛り付ける。
恐ろしいかなである。 私も、その犠牲者? でも、面白い時代である。 
・・・・・・
4626、閑話小題 ー今度は絶食系男子!
2013年11月15日(金)
   * 今度は絶食系男子だと!
 草食系男子、肉食系女子が話題になっているが、今度は「絶食系男子」を、
NHK番組で紹介していた。彼らは女子に興味がなく、将来も結婚する
イメージが出てこないという。別にホモ系でもない。女性と付き合った
ことがない若者が45%いて、男の2割と女1割が生涯独身。2030年には
男の3人に1人、女4人に1人が生涯独身になるという。
アラフォーや、アラフィーの独身男性が「現在の収入や、独り身の気楽さを
考えると、結婚に躊躇」とインタビューに答えていた。それにしても絶食系
男子のネーミングにビックリ。本来、男は「絶倫系男子」だが! 
ある小話に「月は雲間に隠れたし、貧乏人の俺等には何の楽しみも無いし、
(女房)おや、お前さん今夜もかい!」がある。 情報化の時代、面白いこと
が山のようにある。お金もないし、敢えて束縛されることもないし、面倒! 
というのも分かる。しかし、妻子のない老後の独り暮らしは非常に厳しい
という。べき時に、べくことを、べくすべし、でないと・・
 絶倫系も、絶食系も、割り切ってしまえば、これほど面白いことはない。 
漫画に、夫婦が互いの首輪の紐を持って、ソッポを向いているのがあった。
何人かの紐を持って困っているのもいる。人生、ままならぬ、ということか。
   * ソリスト
 自転車入門書によると、ソロでツーリングをしている人をソリストという。
ソリストの本来の意味は、「(1)独唱者。独奏者。(2)バレエのソロを踊る
踊り手。第一舞踏手」 冬期を除いて4年以上、毎朝、1日時間、自宅から
15分かけて信濃川の土手周辺をポタリングをしている。私の一日の
スケジュールをみると、殆どがソロ。スポーツセンターでも誰と話すわけ
でなし、一人で行って、幾つかのエアロに参加して、帰ってくる。ヨガとか
青竹エアロで、誰かと仲間になり楽しそうにしている人と、私のように
誰にも挨拶するでなし、数人に軽く会釈するだけのソロ組に分かれる。
ヨガでは、50人中、男は10人前後。スタジオの右前方に5〜6人が
陣取り、左最後方に4〜5名のソロと、夫婦連れが横一列に並ぶ。あとは
中高年の女性たち。SJには同級生やスナックのママなど顔見知りがいるが、
挨拶程度で、会話はない。早朝のポタリングや、ウォーキングも、ソロと
二人連れに分かれる。それと犬連れ。で、独身主義が、人生のソリスト? 
それが自分から求めたかどうかもある。ポタリングは当然、ソロである。
単独か、群れるかは、人であることを優先するか、人間であることを
優先するか、である。
・・・・・・
4261, この非常事態に、万一の備えがあるの ?
2012年11月15日(木)
   * 本当は危ない、夜逃げ予備軍の事業主に!
 第一線から退いたため、より冷静に事態をみることが出来ているが、余裕
資金のない大方の中小企業のトップは、どこかで株式の暴落か、イスラエル
によるイランへの攻撃でも始まれば、一発でダウン。私の事業継続断念時には、
運転資金とは別の僅かだが予備資金の積立てがあり、それが命綱になった。
あれから1年8ヶ月、大方の企業は更に体力を落としている。リーマンショック
の次なる津波は、ただならぬ大きさ。 私が前倒しの整理が可能だったのは、
30〜40年前の事業設計にシェルター機能を組み入れていたため。
それで思い切った事業整理が可能だった。「あと講釈」だが、
  ー中長期のリスク対策ー をまとめてみた。
 【来年にでも実情を書こうと思っていたが、前倒しする】
・全ての建物は万一を考え、用途変更可能の設計(壁以外の柱を入れない等、
 好立地もあり、不動産の6物件は完売。)
・借入金は県の保障協会を含め3分2が政府系金融機関。他は都銀と第四銀行
 で、ほぼ大部分。ー元金融関係の先生のコンサルティングを5年前から3ヶ月
 に一度の割で受けていた。それで常に先手の対策を打ち続けることが出来た。
・職場を新潟、住居は長岡と分け、住居地域では学校以外の人間関係は最小に
 する(名誉職的団体に一切に入らないなど・・)
・20年前に短期借入全てを長期借入金に組みかえ終了・・
 (悪化の場合、短期の借換え時点で追加担保の要求が出るため)
・10年前からは、万一の場合に備えた予備資金の積立てを続け、運転資金に
 一部でも転用した段階で事業閉鎖(隠れ目標値)を予め決めておく。そして
 到達と同時に廃業を決断。
 ー見切り時期の設定ー(償却前赤字の転落時点も、目安にする)この時期に、
 個人名義の事業物件を会社に転売して、個人の金融負債をゼロにする。
・二人の幹部社員には役員就任時に一度退職金を支払済み(平均・三分の一)。
 そのため結果として、会社の退職金規定の8割近くの支給が可能になる。
 (国の退職補助金一千万近くを含めて)
・ 事業停止時には、「取引先への20日締めの月末支払いを全て決済」
 を予め決めていた。一般債権は、ホボゼロ。
・*個人的には、当初より事業に親戚縁者は一切組込まず、家族経営を排除。
 *創業時に高値の事業転売を前提(売り時を逃がし、結果的に出来なかったが)
 *事業の創業を目指すと決意した時から、連れ添いは、「商売とは何かを
  体感している事業経営者の子女」を前提。
 *「家訓の、借入金の保証人を妻子など家族を入れない、
  保証人にはならない」を厳守。 
 * 家内には結婚来、毎月給与を支払い、健康保険と厚生年金をかけ、
  残りは家内名義の別立て預金。一般的には事業停止時に、自宅も銀行に
  収容され、個人破産?は必定だが・・自宅は家内が買い取ることで確保。
 【長期の装置事業に長期のリスクヘッジをしていた】だけだが。
  しかし結果は、ご覧のとおり。
▼ ーあとバイアス(偏見。あと講釈)の要素はあるが、大筋は以上の通りー   
 長期の装置産業には時代断絶の大きなリスクが伴うが、それに中長期のリスク
ヘッジをかけておくのは、経営の正道。経済震災は既に起こってしまった。
現在、中小・零細企業の三割は‘今日明日の資金繰り’に追われ極限状態。
あとの三割以上も、その一歩手前といわれる。そこで、まずは、「弁護士費用は
別口に用意して、家族の保証は避けるべき。」現在は想像を絶する国家的非常
事態。正常時とは全く違った舵取りが必要・・  金融機関に小手先の手法など
土台、無理。まして計画倒産など、この時節に出来ようはずがない。それほど
金融機関も一般債権者も甘くはない。そのためには、「事業は舟板一枚下は地獄」
を前提に《戦略的防御の構築》を中長期的に作っておくしかない。私の見立て
では7〜8割が、「本当は危ない、夜逃げ予備軍」。しかし、それに気付いて
ないため、ことは深刻。私の場合、決断をする3ヶ月前まで、まだまだ大丈夫
と思っていたが、気付いたときには雪崩が間近。
 直感的に即断したため、命拾いはしたが・・
  ・・・・・
2011年11月15日(火)
閑話小題
    * 江戸時代の幸福とは
 江戸時代の幸せを並べた俗うたがある。
<世の中は、年中三月、常(じょう)月夜、嬶(かかあ)十七、俺三十、
 負わず借らずに子三人>
 17歳の嬶に、子が三人もいるわけでない、月日も止まるわけでもない。
 借金も、何時の世にもついてまわる。最後は、子供の顔でも見て幸せを
 感じるしかない、ということになる。 これを現在に置き換えると?
<世の中は、年中連休、常外食、嬶働き、俺は主夫、負わず借らずに子一人>
 というところ? ざれ歌を、まっとうに考えることもないが、いかに幸福感
 が妄想で不平の上に成り立っているかである。
   * 人生に意味(価値)があるのだろうか
 40年近い事業人生を終え、毎日が日曜日の日々で、
「自分の人生は何だったのか? 意味=価値があったのか?」等を、
 考えざるをえない?日々。 人生の価値とは何か?は、人生の根本問題。
 その時点時点で、価値を見出し、それに従って生きているのが人間だが、
 実際には考えているフリをしているだけで、漫然と生きているだけ。
 ニーチェが、そのいい加減な万人の生き方を取り上げ、人生に意味などない、
 世の中に価値など無いと知るべきと、指摘している。 キリスト教の教えを、
 弱者の救済の思想とし、その教えの価値も全く無いと切り捨てている。 
 価値無きものを求めるから、人間は間違えるものと。そうこう考えると、
 せっかく哲学書を読み続けていながら、今さら、自分の人生に価値=意味が
 あったか?などという思いは妄想そのもの? あるのは充実していたか
 どうかの一点である。その辺のオバサンかオバアサンが、したり顔で人の
 悪口、陰口を言っている醜さは、結局は自分のことを言っているに過ぎない
 ことを自覚してないためでる。 まして大の男が腐った女?のような価値論
 を述べているなど・・ エッ私のこと?いえ、貴方のこと!いや全ての人。
 ・・・・・・・
3521, 我が家に新しいTVが  −4
2010年11月15日(月)
 「新しいTVが入って2〜3ヶ月経ったら、居間の世界が変わるぞ」と、
家内に言ってから三ヶ月近くが経つ。そして、予測とおりテレビの見方が
全く変わってしまった。 これまでのテレビとは別物のマシーン。

つれづれに

イメージ 1

他のブログ
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/54909/
http://horii888888.toypark.in/cgi-bin/s_diarys.cgi
http://d.hatena.ne.jp/horii888888/archive


今日のYoutube

 大相撲が始まった。白鵬のピークも過ぎて、新しい時代が始まろうとしているが、
スターが見当たらない。照乃富士も、逸乃城も、期待外れ、学生相撲上がりの
数人に相撲センスがいいのが出てきてはいるが・・・ 

 韓国も大統領問題で、権力の空白が続いている。国としての民度の低さが、
そのまま大統領の質に比例しているようだが。安部、麻生をみると、他国だけの
問題でもなさそうだ。 
 トランプの数年先と、韓国の朴大統領の現在が、重なって見えてくる。
「シャッポとトップは軽いほどよい」と、小沢が海部元首相を揶揄したが、
米韓とも、これはひどすぎる。実質的国家分裂が、新大統領就任前に
起こっている現実。 事業現場にいたら、ヤルセナイだろう。



・・・・・・
3146, 変である、日経の論調
2009年11月15日(日)

一昨日の日経新聞のー経済教室ーで、
「中小企業金融円滑化法案」を全面的に批判をしていた。
 慶応大の桜川昌哉教授と、カルフォルニア大の星岳雄教授である。
日経に請われて書いた提灯論理としか思えない内容で、日経新聞の上から
目線を自己証明している。ポイントとして
  :貸し渋り対策で、過度の政府介入するな  
  :問題は貸し渋りではなく収益の低迷 
  :政府支援の照準は・新規参入・産業再生に すべきという。
5~6年前に、金融監督庁が執拗に銀行に入り込んで、弱体化している会社を
潰すように指導し、強引に整理をさせた時に日経新聞は当然のことと冷笑していた。 
何を、この新聞社を載せるのだろうか。そのころ日経新聞自体のスキャンダルで、
内部が滅茶苦茶だったが・・ これで新規融資が一段と萎縮するというが、
上から目線の論法でしかない。地方の現場から逆照射をしてみると、
「上からお金を流すのは構わないが、下の目線で資金コントロールするのは相成らぬ」
と解釈できる。「銀行サイドの床柱の姿勢を改めるか、改善しろ」という、どこが
悪いと言うのだろう? 二番目のポイントしてあげた「問題は、貸し渋りではなく
収益性の低迷」というが、リーマンショックで、大打撃を直撃して低収益になって
いる弱者を、この法案で救済する、どこが悪いというのだろうか。
日本中の中小企業の経営者の99パーセントは、私の意見と思うが。
この学者、「本筋は企業収益向上」と言うから驚き。地方の企業は、そうじて
売り上げが大よそ半減している現状が分かって、こういう空理屈を言っている・・
去年のリーマンショックからの金融危機は大災害、いや震災であって、企業収益の
向上などと言っているケースではない。大手銀行にあれだけの資金を投入したのは
赦されているのに、この法案が日本の金融システム全体に対する不信感を生み出し
かねないと、一方的に言うのはオカシイ思わないのだろうか。 
日経新聞の質の低下も甚だしい。床柱、上から目線が、自分ではわからないのだろう。
もう一度いう、 「これは、大震災、それも100年に一度の大震災」。 
都会の真ん中で理屈を捏ねている茹で蛙には実感できないのである。
それと、日経新聞もである。

 ・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・
2781, 世界同時不況  ー日本は甦えるか -2
2008年11月15日(土)
 文藝春秋の12月号の特集「世界同時不況 日本は甦えるか」-2
  ーまずは前回の対談の、続きの要所を抜粋する。

・なぜパーナンキFRB議長やポールソン財務長官がリーマンを破綻させたのか。 
 思いつく最も説得力のある答えは、金融機関の不良債権を買い取らせるとう
 ポールソン・プランを認めさせようとするショック療法だった。(竹森)
・三菱UFJ銀行から1兆円の融資を受けたモルガンスタンレーが、
 冬のボーナスのために六千億の金を用意しているという。
・そう簡単に次の機軸通貨は現われない。現に、円を除けば、他のどの通貨に
 対してもドルの価格は上がっている。 但し、円だけはありあえない。
アメリカの国債を買うしかないのは日本だけしかない。
 オイルマネーは非常にケチ。中国には、その力はない。
・現在、アメリカは基本的に弱くなっている。しかし、日本はきわめて世界から
 見たら特殊な国である。端的にいえば、日本は千五百年間、一度も外国に
 侵略されてない。こんな国は他にはない。その意味で、これからは第二の
 維新・開国の時代を迎えている。
グローバル化によって、新興国は1960年代の日本の3,4倍の速度で近代化している。
 これからは、新興国の人から預金を集めて、中小企業にきちんと貸すリテール
 中心の銀行であり、彼らに買ってもらう安価なカラーテレビや自動車である。
新興国が消費の中心となると、従来の多機能、高品質、高付加価値の商品戦略
 は成立しない。日本が過って1950年~60年代に手がけた安価な商品をつくって
 競争するしかない。生産技術の水準を落とすのではなく、多機能を止めて、
 価格帯を下げればよい。
・国内では、これまで手がけてこなかった、セクターに支援を行うべき、例えば
 地方であり、中小企業であり、農業を初めとする第一次産業である。農業と
 いっても、農業土木ではなく、農業自給率を60%にするような本当の農業再生である。
 ---
  以上から考えられることは、一度徹底的に、近代資本主義を破壊して、ゼロから
やり直すチャンスと説いている。これほど情報機器が発達した現在、そこまで破壊した
場合、立ち直れるかどうか疑問になる。しかし、一部の金融機関の連中を代表とする
勝ち組とかいう質の悪い連中の淘汰は本格化するのは良いことである。この一連の
金融危機は、世界恐慌の序曲であり、5年や10年では片付く事態ではないことは間違いない。
企業サイドの経営の問題は、これから発生することになる。 まずは倒産の暴風と津波
果てしなく続き、失業問題、社会問題、国際間の争いが、波状的に押し寄せるのである。 

 ・・・・・・・・・
2007年11月15日(木)
2416, よく生きる -1
                  ゜+.(ノ*・ω・)ノ*.オハヨオォォ☆゜・:*☆
池田晶子陸田真志との対話集の中で、ソクラテスの{ただ「生きる」のではなく、
「善く生きる」べきである。}という問いが語られていた。 何か解りやすい本が
ないかと図書館で調べたら、やはりあった。 
哲学者の 岩田靖夫著「よく生きる」-ちくま新書 である。 
目を通すと、「はじめに」の要約が解りやすい。これで充分といえるほど簡潔で、
知りたい全てがそこにあった。 それを要約をすると、
1、幸福とは、自己実現することである。
2、その自己実現は目的ではなく、条件であるが、その意味ではない。
  目的は自己実現したレベルでの他者との邂逅である。
3、その中でも、挫折、病気、死などが待ち受けている。それを解決できるのは宗教しかない。
  それぞれの神という根源の元に帰るという確信こそ、人の求める究極である。
4、我われは、そういう人々の社会の中で生きている。そこでは自由と平等が求められる。
  その仮想がユートピアだが、理想として追求するのが求めるべき人間の姿勢である。
 さらに表紙裏の説明文が更に簡潔であった。
   ーまずは表紙裏ー
「よく生きる]これは、時と所を問わず、人間にとって究極の問いである。
人は強くて、同時に弱くなければならない。人は強くなければ自分の存在を守れない。
しかし、それは動物としての生存の維持である。人は弱くなったとき、他者の心を理解し、
他者と真の交わりに入り、存在の根源に帰入する。それが人の幸せである。
古今東西の哲学、宗教、文学を通して、人間のこの真実を明らかにする。 
  ー次に表紙の下に書いてあった文ー
動物のように生存欲のままに生きっづけることが人間の生なのであろうか。
それとも「人間の生」は「人間らしい生」でなければならず、それが「善く生きる」
ということではないのか。目前に迫った死刑執行という切迫した時間の中で、
ソクラテヌはクリトンを相手に「人間にとってのこの究極の問い」を再度問うのです。
ーーーー
本当に良い本は、「簡潔に簡潔に書こう」という著者の気持ちが伝わってくる。
簡潔になればなるほど、中心点に近づいていくからである。真理を追究していれば、
その中心に向かっていくしかない。だから、より簡潔にしていく中で、真理のより
深いエネルギーが湧き出てくるのである。
 「人は強くて、同時に弱くなければならない」という言葉が良い!
              ホンジャヾ(。´・ェ・`。) Bye!       つづく
・・・・・・・・・
2006年11月15日(水)
 2052, 新潟は今・・
       (+>∀<+)ノ おぁはは~ようさん!
このHPを見ていれば解るように地方経済は重苦しい状態がつづいている。
首都圏のような明るさの気配は全くない。駅前ホテルと飲食店、そしてタクシーは
特に地方の景気に敏感である。目立たないが、飲食店の廃業の話が連日のように
入ってくる。一ヶ月ほど前には新潟駅から直通のワシントンホテル(300室)の撤退の
ニュースである。シーズンが変わる度に、夜の繁華街の人通りが少なくなっている。
もう誰も不景気とボヤク人もいなくなった。その中で一部だけ良い店があるからだ。
今風にして、ほんま物を廉価にして、互いの姿を見えないようにした隠れ居酒屋は、
それなりに入っているからだ。 それが出来ないところは自然消滅しかない。
ところで、新潟市内のタクシー業界では来春から一斉に完全歩合給に入るという。
もし事実なら、タクシーの運転手も暇で仕方がないとぼやいてはいられない。
長岡でも新潟でも給料の話すると「固定給12~3万+歩合給=15~6万円で、
手取り13~4万。それに、家内のパートで8万円、合計20万で親子3人で
暮らしてますよ。今さら働くところも無いし、辞めても直ぐに誰かが入ってくるし・・」
という返事が返ってくる。それが来春から完全歩合給になるというから、運転手も
目の色が変わりざるをえない。「個人タクシーが成り立っているのだから、完全歩合
給も成り立つはず」という理屈も成り立つが・・・
 15年ほど前に、札幌でタクシーに0時ごろに乗ったとき、運転手に「深夜の勤務は
幾らほど出るのか?」と聞いたところ、その返事に一瞬にして酔いが醒めてしまった
ことがあった。「札幌はね~、最悪の景気なの。私も問屋を倒産させてしまってね~
最後の生き残りをかけて運転手をしているの。といって今さら正社員じゃ無理なの。 
夜のタクシーは、殆ど私と同じ立場の中途半端の中年が小金を稼ぐため、タクシー会社
と契約して夜間だけ車を借りているの。 客を拾えなければ収入はゼロだから必死。
何処で客を拾うか、ハンターと一緒で勘が頼りなの。とにかく生きていかなくては
ならないからね~辛いよ!」今でも、その時の情景をリアルに憶えている。
完全歩合制は、それと同じ状態に全ての運転手がおかれることである。固定給の
ベースを割る車が出始めてきているのだろう。数年前から始まったタクシー自由化と、
不景気が背景にあるのだろうが。私自身を考えてみても、タクシーを乗らなくなった。
飲んでも、酔いさましのため、酔いの勢いを借りて歩いて帰ってくる。
十年ほど前から、特に古町の飲食街に行かなくなってしまった。高いし、以前ほど
ホステスのプロも少なくなったし、タクシー代はかかるし、飲む機会そのものも
少なくなった。新潟駅前で一軒の店に3時間ほど粘って帰るのが殆んどである。
まあ、燃やせば骨も残らないほど飲んでしまったし・・・
               (。^0^。)ノサイナラ!
 ・・・・・・・・・  
 2005年11月15日(火)
1687, 新潟県 「2010年問題」 

最近、新潟県でも「2010年問題」がささやかれだした。
新聞で断片的に取り扱われていたが、朝日新聞新潟版・土曜特集に報道していた。
 ーポイントくをまとめてみると  φ(・ω・ )
北陸新幹線の金沢までの開通が、2014年、富山までの開通は、2010年。
2010年問題]といわれるのは、2010年の方が、[呼びやすい]という説もあるが、
 富山までの開通でも新潟県に甚大な影響が予測されるためだ。 (=_=;)
・この開通で、北陸新幹線が幹になり、上越新幹線が枝になってしまう可能性が大である。      
上越市経由のため新潟県上越地区が新潟県から分断され、金沢・富山圏に組み込まれてしまう。
 北陸自動車道の開通と重なっているから事は重大だ。      ┐(´ー`)┌
金沢市富山市福井市が至近距離にあり、新潟県と後背人口と観光資源が圧倒的に違う。
 このことは新潟県にとって大問題にあり、新潟が横丁になってしまうことを意味している。
 これに対して、新潟県が出来ることといえば 新潟駅の連続立体交差事業位しか手がうたれてない。
 日銀の新潟支店長を前県知事に選んだ、県民の致命的ミスの結果である。
 県知事に日銀支店長を選ぶセンスが最低であるが、今さら何をいっても仕方がない。( ̄ω ̄;)!!    
 30数年前になるが金沢に一年半ほど住んだ経験があるので、新潟と金沢の民度と後背人口と
 観光資源の差が格段に違うのを実感している。間違いなく、幹から枝になるだろう。 
 裏日本の裏横丁ということか!                 ""(_ _,)/~~"      
 新幹線の新潟飛行場への乗り入れが、大きなポイントであろう。日本で新幹線の飛行場
 乗り入れは新潟しかできない。新潟駅~飛行場間は単線でもよい。飛行場乗り入れは世界でも
 初のケースになる。佐渡や中国への飛行場にも、上手くアクセスすれば面白い。 
 さらに新潟駅立体工事も前倒しをすべきである。それにしても、前の県知事は何をしていたのか?
 誰も最?の政治家だったことさえ気がついてないから始末が悪い。                
  優先順位が、まず飛行場乗り入れだったのだ。 それと駅の工事である。             
                                   
・・・・・・・・
2004年11月15日(月)
1322, PDPTV -2

2年前の今日、PDPTVについて書いていた。そこで、この2年間の感想と実感を書いてみる。
値段の値崩れが、思ったより少ない。50インチで年15~20?下がっていれば、40~50万円
位のはずである。(字数の関係でカット 09年11月16日)
・・・・・・・
2003年11月15日(土)
955, 自分づくりの文章術 ー読書日記

 毎日、書き続けていると、自分の中の見えない自分や忘れてしまった過去に愕然とすることがある。
暗黙知形式知に置き換える作業を毎日コツコツしていると、それが暗黙知の中にある自分を引き出し、
直視することになる。その点で書くことが無くなるまで?書き続ける効果は絶大である。
書くことが無くなるまで書くと、そこから暗黙知の中の本筋が出始めるからだ。
 いまひとつは、分類コーナーに投げ込んだ文章を改めて読み返していると、何気なく書いている
文章の蓄積が、違ったものとして存在をしているように感じる。 もう一人の自分が、独立をして
存在していて、自分の知らない自分を見ている感覚になる。分ければ資源、いやその蓄積が資源になる。
 以下の本は、1000近く随想日記を書き続けて、文章に対して言いたいことの全て、その数十倍のこと
が書いてある。その遙か多くの文章を書いているからだ。アマチュアとプロの差は、如何にもならない
のだ。 いや素人とプロの差だ。ホームページを立ち上げ、毎日「テーマ随想日記」を書き出して
二年半経つが、「自分づくり」というのが、ズバリ言い当てている。毎日毎日、コツコツと自分を
つくっている、いや自分の世界を広げている感覚である。その手ごたえが無ければ続かなかっだろう。
 ・・・・・・・・
 「自分づくりの文章術」 清水良典/[著]出版社:筑摩書房
   (字数の関係でカット08年11月15日)
・・・・・・
581, PDPTV
- 2002年11月15日(金)

PDPーTVを先週に居間に入れて6日が経つ。設置に3人で5時間以上もかかった。
イオニア製で50インチ。それにソニーの音響システムを組み合わせて税込みで76万円だった。 
あと半年で3割は下がるだろう。 半額はローンにした。 さすがに迫力が違う。 相撲などは
音響も含めて会場にいる気分になる。まだじっくりと見る時間はないが、今週末から見るつもりである。
コンサートや歌謡番組を夜電気を消して見ていると、その価値を充分感じ取ることができる。
あと15万を出すとソニー製の新型を買えたが、値崩れを起こし始めたパイオニアにした。
ますますお宅になりそうだ。 何か凄く豊かになったような気分だ。あと数年がたつと、PDPや
液晶から有機TVが出てくるそうだ。ソニーはそれに絞って商品開発をしているという。
こういう時代に、遠出をしないでカウチポテト族になっているのに丁度よい代物。それとこのパソコンが。 
つまらないスナックで飲んでいるより居間の方が刺激的だ。ただ集中度が高まるので疲れるのも事実だ。
お勧めはあと半年経つと1インチ1万円に下がった時だろう。それも部屋によっては42インチあたりで
よいのでは。車を小型や軽にしてTVやパソコンにシフトしていく時代だ。

・・・・・
「222」ベトナム旅行記-1  2001/11/15      
1、-オートバイ社会ー 
 驚いたのは街にオートバイがあふれている事である。 一家に一台の普及率で、50CCまでは
 免許がいらない。 それに 2~4人が乗っており、フルスピードで街を駆け巡る。 よく事故が
 おきないと思えるほど危ない。おまけに殆ど信号がないのに、平気で十字路をお互い横切る曲芸だ。
 やはり、いや当然事故が異常に多いという。 
 ー今から10年前の中国が自転車社会であったが。今もそうか!?
2、活気に満ちてるのも、自由経済の導入の為か。ドイモイ政策で7パーセントの経済成長。 
 これでかなり物質的に豊かになった。  国民がアメリカ、日本に目がいっているという。
3、80パーセントが農業人口で占められとおり、貧しい中でも何か最低限の生活が
 保障されているのが解かる。
4、昭和30年頃の日本に都会は似ている。
5、貧富の差があまり感じないのは、好感が持てる。
6、人口は7800万、文盲率は20パーセント、給料は2万円とか。
 仏教が60パーセント、イスラムは6万人とか。 学校制度は5、4、3,4年制だ。
7、ベトナム料理は美味しいことで知れているが、中国風ベトナム料理、フランス風
 べトナム料理があり、美味しい。
8、地方の風景は、日本のそれに似ている、水牛とアヒルが多くみられるのが特徴。
 ー印象をそのまま書くと
・まじめな、仏教徒国、            
・農業が80パーセントの縦に長い国
・失業率が17パーセントー社会主義から自由経済の過渡期にあっての混乱期
・大体の国民は5時に起床、7時半より17時まで仕事
・過去は数百年は中国、19世紀半ばより1954年までフランスに支配される。
・そしてその後アメリカとベトナム戦争。100万人が死亡、200万人が不傷。
・今は石油が発掘。輸出の1位を占めている。小さくまとまった国。
今回の旅行での出来事
・中間あたりでーダナン。ハイホンで台風にあう
ハロン湾で連れの人が目の前で、100ドル札の偽札の両替ーもちろん
 意図的につかまされる。