読書日記

読書日記 ~『秘伝「書く」技術 』

『「秘伝「書く」技術 /夢枕 獏(著) 』 * 最後は‘精神的、物理的な自由への天使の羽ばたき’! ‘あとがき’に、文章作法でいちばん大事なのは、〈自由!〉〈虚仮の一念〉〈森羅万象を面白がる力!〉 が、『秘異郷ツアー』と、この書き続けてきた感覚と同じ響…

読書日記 ~具体と抽象 -2

<『具体と抽象』 ―細谷功・著> * 抽象化能力は、世界が変わってくる 学校教育は、具体と抽象の行き来をベースに出来ている。また私たちの言語活動も然り。しかし、これを正面だって取り扱うことはほぼ無い。これを書き続けていると、その濃度が高くなりが…

読書日記 ~具体と抽象 -1

<『具体と抽象』 ―細谷功・著> * 知性のしくみ 毎日、1テーマの随想日記、当初の3年間は大変だったが、1000テーマを超えた辺りから面白みが出てきた。蓄積した内容が、次のテーマを呼び起すような感覚。後あと残るのは、文章と、要したエネルギー、写真…

読書日記 ~『科学者が解く「老人」のウソ』 ―3

<「科学者が解く「老人」のウソ」武田邦彦(著) > * 解ったような解らないような… 老後の話。 母親を51歳で看送り、さてと… 考えて、還暦まで9年で80歳を平均寿命として、31年分を圧縮して生きることにした。その時点で思いついた一番遣り残したことを兎に…

読書日記 ~『科学者が解く「老人」のウソ』 ―2

<「科学者が解く「老人」のウソ」武田邦彦(著) > * 「老後」って、そもそも何? 「老後」―老いた後といえば、「死」じゃないか? その「死」で思いつくのが、人称の「死」。そして「一人称の私の死は、存在しな」いと! 三人称の死は希薄で、問題は身近な…

読書日記 ~『自由のこれから』

読書日記 ~『自由のこれから』 * 再び、分人主義とは? 「分人」たる言葉、聞いたことがあるのでHP内検索をかけると、5年前に、<平野啓一郎「私とは何か ―個人から分人へ」久垣啓一の書評で取上げていた。 分人主義をオサライすると… 【人間を「個人」と…

読書日記 ~『極上の孤独/下重暁子著』 『極上の孤独/下重暁子・著』 * リッチな孤独者16世紀スペインの神秘主義詩人、サン・フアン・デ・ラ・クルスの詩{孤独な鳥の条件」が、「はじめに」に紹介されている。 ~孤独な鳥の条件は五つある第一に孤独な鳥…

読書日記 ~ソックスに話しかける

『人生がときめく片付けの作法』近藤麻理恵著 * 人生に応用できる道理 TVで紹介していた整理術が、何やら、この「テーマ日記」として続けている情報管理に似ている。毎日、入ってくる膨大の情報の中で、琴線に触れたのをテーマにして、それを物語風に管理を…

読書日記 ~『サピエンス全史 ―文明の構造』 -2

『サピエンス全史 ~文明の構造と人類の幸福 』 ユヴァル・ノア・ハラリ著 * “衝撃の書”が語る人類の未来 ~サピエンス全史/ホモ・デウス. NHK 2019 年1月1日~ 先回、この番組をみた直後、この本を図書館で借りてきた感想を書いた。その後、録画した番組…

読書日記 ~すべての悩みは対人関係 ~4

【…】内私の内語《 * 感情には隠された目的がある ・最も重要な問いかけは『どこから?』でなく『どこに向かって?』である。 【ケニアのツアーに参加した時、震えて…そんなことを思う余地がなかった。・悲しいから涙を流すのではない。相手を責め、同情や…

読書日記 ~人生における読書の効能 ~3

『本を読む人だけが手にするもの』藤原和博(著) * 読書とは「他人の脳のかけら」を自らの脳につなげること 他人の脳のかけらをつなげることで、脳は拡張する。一人の人生では、自分が見て経験するには限界がある。だから他人が獲得した脳のかけらを自分の脳…

2006年07月09日(日) 1923, 孤独であるためのレッスン おっ w(゚Д゚)w ハァョ〜 著・諸富祥彦 ー読書日記 孤独について何度か書いてきた。 自由と、孤独と、死は、哲学的にみても大きな人間の課題である。 図書館で、ずばり孤独について具体的かつ解りやすい本を…

2007年07月09日(月) 2288, ちょっとした勉強のコツ −2 (p≧w≦q) オッ☆ o(≧▽≦)o ハァァァァァァ♪ ヨウ〜 ー読書日記 この本の中の「三つのことば」についても、面白い! ーまずは、その要約をしてみたー −−−− ことばには三種類ある。 ?ひとつは、生まれてまず覚えるも…

*[こころ・魂]

2003年07月01日(火) 818, 12の宮ある本に面白いことが書いてあったので抜粋する。 ーーー 昔読んだ本の中に、こんなことを書いたものがありました。うろ覚えなのですが、こんな内容でした。 私たちには「12の宮」があり、その宮には必ず一つの黒丸がある…

2006年07月01日(土) 1915, スペイン画家・堀越千秋 −6 \(^▽^*)おはようございます!(*^▽^)/文化とかという難しい?ことでなく、スペインの日常料理から現地の生活実感を垣間見ることができる。。 私など、三度行ったスペインのバールの美味い酒のツマ…

 アメリカ狂乱 −1

「アメリカ狂乱 −次の大統領統は誰か」 日高 義樹 (著) 本屋で平積みしてあった本だが、何時か図書館に並んだら読もうと思っていた。 それが数日前に、長岡の図書館で読んだら、これが面白い。 40年近くに渡り、アメリカの国内事情と、大統領選挙を見てき…

2003年06月30日(月) 817、「神話の力 」 −2 早川書房 ー私の感想 この本は、私にとって過去に読んだ本の中でベスト5に入る本である。 随想日記でも何回か取り上げてきた。自分とは何かを考える時、神話に大きいヒントが隠されている。 日本のような島国の…

2006年06月30日(金) 1914, スペイン画家・堀越千秋−5 おっ w(゚Д゚)w ハァョ〜この本を読んでいると、ところどころで日本の文化との違いに「そうか〜!」と唸ってしまう。 アンダルシアに行ったとき、日本人女性の名前の墓を見たことがある。 百年以上前のもの…