読書日記・映画感想

『老化は治せる』後藤 眞著 * 老いは炎症、治せる病! 図書館の返却コーナーで見つけて借りてきた本。カバーの背裏には、 <老いのメカニズムがついに解明された!老化の原因は炎症、ならば「老化」 は治せるのだ。すでに医学の世界では、炎症の治療法・治療…

* レディ・ガガ ロックに興味のない私が、感想 ☆4・3の評価に魅かれて見た、 『ボヘミアン・ラプソディ』をみて感激し、95点の評価を与えた。 熱が冷めやらならぬ先週に、レディ・ガガ主演の『アリー/スター誕生』を みることにしたが、予測とおり評価は85…

<『孤独の発明』または言語の政治学 三浦雅士著> * 孤独から飛翔する言葉 アイフォン、タブレットPC、パソコンの進化などで、個々人主体の情報化 社会の本格的到来で、旧来の新聞、TVなどのマスコミの役割が、どのように 変わったかを知りたかった。これ…

<『孤独の発明』または言語の政治学 三浦雅士著> * 孤独は言語の別名 沢木耕太郎の『深夜特急』。インドからイギリスまでの旅で「独り言」を 呟きながらザックひとつで旅する物語。その内語そのままが、孤独の青年の魂の 生の声として伝わってくる。俯瞰…

* 2〜3年に一度の感動でした! この年齢で、まさかロック会場に呑込まれてしまうとは、自分でも驚いて しまった。 ハリウッド映画で面白そうなところが見当たらず、邦画と思ったが、時に普段、 見ることのないロックバンドの世界を垣間見ることもありと判断…

「やさしさ」という技術 2015/12/3 ステファン・アインホルン (著), * およそ3千ある宗教の共通点 ≪ 人間の集団化、社会に倫理が存在する理由を、アインホルンは2つ挙げる。 一つは「人間が社会を機能させるために倫理をつくり出した可能性」、 もうひとつ…

「やさしさ」という技術 2015/12/3 ステファン・アインホルン (著), * やさしさは、気づかいから… 〜まずは本書の印象に残った個所をコピーから〜 ≪ ☆「おはずかしい話ですが、私は生涯、人類の行く末について考えてきた というのに、結局は“もう少し人にや…

「やさしさ」という技術 2015/12/3 ステファン・アインホルン (著), * やさしさは、気づかいから… 10年前から人生の終止符の目安にしてきた75歳まで、あと2年3ヵ月。 この年齢で、ガンで余命2〜3年か、脳梗塞で寝たきり状態のはずだが、腰痛が 少し辛いぐら…

『バーカウンターは人生の勉強机である』島地勝彦著 * 下ネタ・ジョークならシマジ あとに、開高、今東光などのジョークみたいな幾つかを… < 靴のジョークを一つ。 ・ピカピカの革靴を買ったアントニオは、まるで魔法の革靴を履いたように 女にもてた。今…

『バーカウンターは人生の勉強机である』島地勝彦著 * 『意識が稲妻、舌は蝸牛』なら持てるは! 『プレーボーイ』元編集長で100万部の雑誌に育てあげ、集英社の社長を最後に、 10年前にリタイア、現在は新宿伊勢丹に2014年に『サロン・ド・シマジ』という …

『60歳からの人生を楽しむ技術』渡部昇一著 * 人生はたくさん憶えているほど豊かになる 55歳から、ネット上に、この『テーマ日記』を欠かすことなく書き続けている。 1000,3000、6000と書き続け、その日書いたミニ物語を含めて18年分を流し読み ていると、…

『60歳からの人生を楽しむ技術』渡部昇一著 * 人生を楽しむコツとは… 51歳で、痴呆症だった母親を5年半の介護の後、看おくり、さて私の人生を 如何に生きようか自問自答したとき、<30年分の余生を、還暦まで圧縮する、 3倍濃厚に生きるべし>との内なる声…

『砂漠と鼠とあんかけ蕎麦』山折哲雄:五味太郎・対談 * 神様はなぜ必要か < 五味: 神様はなぜ必要なんでしょうか? 山折: 対話者が必要なんだな。人間同士ではちょっとレベルを超えた対話者。 そういう上位のパートナーを人間は本質的に必要としている…

<『マスタリー』 ロバート・グリーン著> * 天才の育て方 イチロウ、大谷選手、将棋の藤井聡太などにはマスタリーという親が存在して いて、幼児の頃から、この本のような基礎教育を施してきたはず。その意味で 教育ママ・パパの手引書でもある。彼らほど…

『頭のよさはノートで決まる』斎藤孝 * ノート術ですか 自己啓発本といえば日本では斎藤孝になる。 特にノート術に関しては 第一人者のようだが… 大学ノート術を中学校時代に身に付けていたら、 人生は、更に開けていただろうに。 卒業前後に己の浅学に気づ…

* 映画評: 『カメラ止めるな』 「他におもしろそうなのもないし」と妥協して見た映画。驚いたのが客の多さ。 120人はいただろう。女・子供が主だが、年代はバラバラ。 それが面白い。 B級映画で、B級映画館で上映されていたのが、圧倒的若者の人気に格上…

『道は開ける』 D・カーネギー (著), * あなたにはロックフェラーを超える財産がある 半世紀の年月を超え、以下の言葉の衝撃が鮮明に甦ってくる。 数年前の会社整理で直感したことが、『‘空即是色’で良いじゃないか。 考え方、見方をを変えれば、それで済む…

『道は開ける』 D・カーネギー (著), * 不安は人生の天敵 図書館で、懐かし本を見つけた。 気難しい先輩や同僚に囲まれた都会の ど真中での寮生活に慣れるまで数年を要した。その中で、地方出身者の足りない のが対人関係の都会センスと、内面管理。自分に…

* 医療医師搬送用ヘリ 〜『コード・ブルー』 一昨日のシネマは、フジテレビの大人気ドラマ『コード・ブルー』の劇場版。 昨日もTV版の新旧作が昼(旧作)、夜(新作)に放映された。しかし、録画を したが、再び見る気になれなかった。10年近く放映されたシ…

* 全国200カ所以上で撮影した映像、『ピース・ニッポン』 昨日のシネマは『ピース・ニッポン』全国47都道府県、200カ所以上で撮影 した映像を見てきた。これが思いの外、刺激的、かつ面白い。ドローンの撮影 効果をフルに持たせているからだろうが… 音楽が…

* 全国200カ所以上で撮影した映像、『ピース・ニッポン』 昨日のシネマは『ピース・ニッポン』全国47都道府県、200カ所以上で撮影 した映像を見てきた。これが思いの外、刺激的、かつ面白い。ドローンの撮影 効果をフルに持たせているからだろうが… 音楽が…

* 全国200カ所以上で撮影した映像、『ピース・ニッポン』 昨日のシネマは『ピース・ニッポン』全国47都道府県、200カ所以上で撮影 した映像を見てきた。これが思いの外、刺激的、かつ面白い。ドローンの撮影 効果をフルに持たせているからだろうが… 音楽が…

* 全国200カ所以上で撮影した映像、『ピース・ニッポン』 昨日のシネマは『ピース・ニッポン』全国47都道府県、200カ所以上で撮影 した映像を見てきた。これが思いの外、刺激的、かつ面白い。ドローンの撮影 効果をフルに持たせているからだろうが… 音楽が…

金曜のシネマ観賞予定を土曜に切替え、『30年後の同窓会』をみてきた。 評価は85点。 内容といえば、奥さんを一年前に、一人息子を二日前に亡くした 男が、ベトナム戦争仲間だった二人の同期生に、葬式に立ち会ってほしいと依頼 するところから話が始まる。 …

<「天使はなぜ堕落するのか―中世哲学の興亡」八木雄二(著) > * 天使と悪魔、そして人間と神 〜『読書脳』立花隆著より〜《 古代教父の教えでは、 ・人間も天使の一種である。悪魔も堕落した天使である。 ・人間は悪魔の誘惑に負けて正義の道を踏み外した…

* シネマ観賞 先週金曜のシネマ観賞は『ワンダー』。 評価が高かったのが動機で、 90〜95点を想定していたが、思いの外85点。 …虐めの描写が甘め。 問題が問題だけに仕方がないが、現実のそれは… 酷く残虐。 まさか、自分が軟着陸?としても、マイノリティ…

<『「知」の読書術』佐藤優著> この本の圧巻は、 第二部の「知のツール」の活用法 ー第五章 私が電子書籍を使うわけー 電子図書関係への提言である。 ≪ ・まず、本は紙で読め。流し読みや復習は電子書籍専用端末が適して いるので、両者の併用を勧める。 …

* 終わった人 −3 昨日のシネマ観賞は、『終わった人』。期待してなかった分、面白かった。 評価は85点。 『終わった人』が、終われなくてジタバタする63歳男の物語。 屋内犬から屋外犬、そして野良犬への生き方にギア・ダウンしていくのは、 非常にエネ…

『こんな長寿に誰がした!』ひろさちや(著) * 「超高齢社会」の病巣 100歳以上の老人が増加している。しかし、寝たきりにしろ、元気なら尚のこと 周囲は大変である。私の兄・姉が私を含めて9人いた。 そのうち存命が5名。 相方の存命が3名。存命平均年齢が80…

* 『万引き家族』 カンヌ受賞作に魅かれて見てきたが。成るほど、それだけの内容。 「疑似家族物語」とも言えるが… 駄菓子屋の親父が少年に、「妹まで万引きを させるなよ!」と諭すが、そこでハッとする。そして、わざと、万引きをして 捕まる。訳ありの幼…